ワークフロー(非推奨)
- Data Integration BonitaのコンポーネントであるtBonitaDeployとtBonitaInstantiateProcess
- お使いのBonitaインスタンスに接続しているAPIサービス
Talend Studioには、ワークフローを定義し、レイアウトし、グラフィック形式で共有できるBPMパースペクティブが実装されています。このパースペクティブで、ワークフローの完了に必要なステップ、順序を定義できます。
Talend Studioには、ワークフローを簡単に作成できるワークフローウィザードが提供されています。
Studioでワークフローを使用する前に、[Additional Talend Packages] (Talend追加パッケージ)ダイアログボックスで [Talend MDM - Bonita BPM Integration (Required)] (Talend MDM - Bonita BPM Integration (必須))オプションを選択して、BPMパッケージがインストール済みであることをご確認ください。
詳細は、TalendインストールガイドでTalendの追加パッケージのインストールに関する説明をご覧ください。
mdm_context変数を使ってレコードの値を読み書きする際は、タスクを割り当てられている現行ユーザーに対し、デフォルトで権限チェックが行われます。
- 人間が行わないタスク: 関連付けられたユーザーがいないため、mdm_context変数を使ってレコードの値を直接読み書きする際は次の操作が可能です:
- setBypassSecurityメソッドを使ってセキュリティチェックをバイパスします。次の2行の間にコードを入力し、セキュリティチェックをいったん無効にしてまた有効にします。
mdm_context.setBypassSecurity(true); // disabling ... mdm_context.setBypassSecurity(false); // enabling again
または
- setUpdateUserメソッドを使い、アクションの読み書きを行う前に有効なユーザーを設定します。その後、権限チェックをバイパスせずに現行ユーザーをなしにリセットします。
mdm_context.setUpdateUser("username"); // specify a given user as the current one .... mdm_context.setUpdateUser(null); // reset the current user to nothing
- setBypassSecurityメソッドを使ってセキュリティチェックをバイパスします。次の2行の間にコードを入力し、セキュリティチェックをいったん無効にしてまた有効にします。
- 人間が行うタスク:
- mdm_context変数を使って処理の読み書きを行う際、値の読み書き権限の認証には、タスクを割り当てられている現行ユーザーが自動的に使用されます。別のユーザーを使用する場合は、setUpdateUserメソッドを使って上書きできます。
- 処理外(ローカル変数で割り当てられているユーザーがいないなど)の場合は、人間が行わないタスクと同様です。
ワークフローが作成されたら、Talend StudioのMDMパースペクティブに直接デプロイできます。続いて、ワークフローをベースとするプロセスを生成し、特定のビジネスエンティティ内でマスターデータレコードに対して人手またはマシンによる介入を開始できます。ワークフロープロセスを使用してマスターデータをアップデートする場合は、ユーザーに特定のセキュリティアクセス権を設定することもできます。
Studioの一部であるBPMパースペクティブで作成されたワークフローをすべてエクスポートできます。または、MDMパースペクティブで必要に応じてリポジトリー項目をエクスポートできます。一方で、BPMパースペクティブ内のファイル、またはMDMパースペクティブ内のMDMサーバーおよびZIPファイルから、ワークフローをインポートできます。