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基本方針

このタスクについて

スマートビューは、MDM Hub内のデータレコードのビューをビジネス指向にカスタマイズしたものです。

スマートビューとは基本的に、特定のエンティティに保存されているデータレコードの詳細のHTML表記をレンダリングするものです。ビジネスユーザーがTalend MDM Web UIを使用してデータレコードを参照しようとすると、Talend MDMはそのエンティティがあるかどうか、スマートビューをチェックします。スマートビューが見つかると、"従来の"生成されたフォームを表示するのでなく、このビューを使用して、レコード詳細のHTML表記をレンダリングします。ビジネスユーザーはその後、スマートビュー表記と生成されたフォームの間で切り替えを行うことができます。

スマートビューはビューではなく、XSLTを使用してXMLドキュメントを変換するXSLTステップを必要とするXSLTベースのプロセスです。このXSLTステップのパイプラインには、htmlという名前の出力変数が必要です。ただし、スマートビューは、マスターデータに対してさまざまなタスクを実行できる、XSLTステップ以外のステップを持つことが可能です。詳細は、プロセスをご覧ください。

スマートビューには次の命名規則があります: Smart_view_<Entity>[_<ISO2>][<#name>]。2文字のISO国コードはオプションで、多言語のスマートビューを定義できます。<#name> サフィックスもオプションで、同一のエンティティに複数のスマートビューを定義できます。

実行時にユーザーがTalend MDM Web UIを使用してエンティティ内のレコード(たとえばProductエンティティ)を開こうとすると、次の処理が行われます。

手順

  1. Talend MDMは最初に、Smart_view_Productで始まるすべてのプロセスを探します。
  2. _<ISO2>サフィックス(たとえば、米国ならSmart_view_Product_ENU、フランスならSmart_view_Product_FRなど)が付いたプロセスが見つかると、
  3. 次に、XMLレコードを_DEFAULT_変数に送り、プロセスを実行します。
  4. プロセスが完了すると、htmlという名前の出力変数を探します。
  5. 最後に、html変数のコンテンツをブラウザーに戻します。

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