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データモデル変更の影響に対処する

データモデルをデザインする時に、データモデルに必要な変更をいくつでも加えて、変更したデータモデルをMDMサーバーにデプロイする前に、変更が意味をなしているかチェックできます。

情報メモ警告: データモデルを変更すると、ごみ箱内の論理的に削除された対応するデータレコードや、それらのデータレコードのログを含め、データの損失が生じます。参照整合性が原因で、変更は外部キーの関係を定義したテーブル全体に連鎖的に影響するため、これもデータの損失を招きます。

データモデルをデプロイする時に、Talend Studioはデータモデルの有効性を確保するために一連のチェックを実行します。

データモデルの有効性を確認した後で、データモデルに加えた変更がデータベーススキーマに影響を与える場合(たとえば、データモデル内の1つのエンティティに新しいエレメントを追加するなど)、変更したデータモデルをMDMサーバーにデプロイすると、Talend Studioはインパクト分析の結果を示します。これは、オペレーションをキャンセルするかデプロイを続行するかの判断に役立ちます。

インパクト分析の結果には、該当するデータモデル、データモデルに加えた変更の詳細、各変更のレベル、および実行するオペレーションが示されます。

データモデルの変更による影響のレベルが[Medium] (中)または[High] (高)で、テーブルの再作成が必要になる場合は、インパクト分析の結果にも、ドロップして再作成すべきエンティティがリスト表示されます。

このダイアログボックスでは、データモデルの変更を表示し、必要に応じて適切なオペレーションを選択できます。

項目

説明

データモデル/変更

該当するデータモデル、およびデータモデルに加えた変更が表示されます。

[Level](レベル)

データモデルの変更には次の3つのレベルがあります。

  • [Low] (低): データベーススキーマの変更をもたらしますが、全く問題がない場合です。

  • [Medium] (中): 変更はデータベーススキーマに反映されますが、既存のデータが原因でエラーが発生することがあります。

  • [High] (高): データベーススキーマのうち、データモデルの変更に対応する部分を再作成しないと変更を反映できません。オプションの単純型エレメントを必須タイプに変更する場合は、エレメントに対してデフォルト値が定義されていることを確認します。

詳細は、データモデルの変更とその影響レベルをご覧ください。

操作

3つのオプションが使用できます。
  • [Recreate table] (テーブルを作成しなおす): データモデルに加えた変更を反映するために、テーブルを作成しなおします。このオプションは、変更レベルが[Medium] (中)または[High] (高)の場合にのみ使用できます。

  • [Apply changes] (変更を適用): データモデルに変更を適用します。

  • [Cancel deployment] (デプロイのキャンセル): 変更したデータモデルのデプロイをキャンセルします。

選択が済んだら、OKをクリックして変更を確定し、ダイアログボックスを閉じます。

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