メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

検証ルールの作成

このタスクについて

検証ルールを作成して、エンティティ内のエレメント間に制約を定義することで、エンティティに関連するデータレコードをTalend MDM Web UIから保存する時に、データレコードが検証ルールに対してチェックされるようにできます。

以下の例は、Agentエンティティ用に検証ルールを作成して、TermDateエレメントに指定された年がStartDateエレメントに指定された年よりも大きな数字になるように設定する方法を説明しています。

手順

  1. [Data Model Entities] (データモデルエンティティ)エリアで、検証ルールを定義するエンティティをクリックします。
  2. [Properties] (プロパティ)ビューで、[Rules] (ルール)タブをクリックします。
    [Validation Rule] (検証ルール)タブが表示されます。
  3. 左側のボタンをクリックして、[Add a Validation Rule] (検証ルールの追加)ダイアログボックスを開きます。
  4. 新しい検証ルールの名前を入力し(この例ではCheckDate)、OKをクリックします。
  5. テーブルの下にあるボタンをクリックして、新しい行を追加します。
  6. [Type] (タイプ)カラムをクリックし、設定するルールのタイプに応じて、リストから[assert] (アサート)または[report] (レポート)を選択します。
    XPath式の評価結果がfalseの場合は[assert] (アサート)エレメントがインスタンス化され、エラーの検出に使用されます。他方、式の評価結果がtrueの場合は[report] (レポート)エレメントがインスタンス化され、インスタンスの存在をレポートするために使用されます。
    この例では、[assert] (アサート)を選択します。
  7. [Context XPath] (コンテキストXPath)カラムをクリックし、検証ルールを作成するエレメントにXpathを設定します(この例ではTermDate)。
  8. [Expression] (式)カラムをクリックし、[...]ボタンをクリックして、[Build Validation Rule Expression] (検証ルール式をビルド)ダイアログボックスを開きます。ここで検証ルールの条件を設定できます。
    この例では、式エディターを使用して式fn:yearFromDate(/Agent/TermDate) > fn:yearFromDate(/Agent/StartDate)を作成し、TermDateで指定した年がStartDateで指定した年よりも大きな数字でない場合にはエラーがレポートされるようにします。
  9. [Message] (メッセージ)カラムをクリックし、[...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを開きます。ここでは、検証ルールに設定した条件が満たされなかった場合に表示される多言語メッセージを定義できます。メッセージを定義したら、OKをクリックします。
    この例では、英語とフランス語のメッセージが追加されます。

タスクの結果

変更されたデータモデルをMDMサーバーにデプロイし、Talend MDM Web UIに移動して、検証ルールが有効になったことを確認します。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。