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Azureビルドパイプラインを作成

目標とするMavenフェーズと、アーティファクトのデプロイメント先とするリポジトリーに従って、Talendが提供するパイプラインスクリプトを設定してプロジェクト項目を生成します。

YAMLパラメーターを環境に適合化

パイプラインで使用されるパラメーターや認証情報の中には、Azure DevOpsに保存したセキュアファイルから派生するものもあります。パイプラインの設定で使用できるTalend Mavenのパラメーターに関するその他の情報は、TalendのカスタムMavenビルドのオプションをご覧ください。

  1. azure-pipeline.zipアーカイブファイルから、azure-pipeline.ymlファイルを抽出します。
    情報メモ警告: このファイルは例であり、使用する前にお使いの環境に適合させる必要があります。事前定義されたMavenコマンドとオプションが含まれていますので、デプロイメントのニーズに合わせてカスタマイズしてお使いください。たとえばazure-pipeline.ymlスクリプトファイルは、Talend Management Consoleにアーティファクトをビルドして公開できます。アーティファクトをアーティファクトリポジトリーやDockerに公開したい場合は、スクリプト内の対応するパラメーターをコメント解除します。
  2. 自分の環境に合わせてファイル内の値を編集および適応させます:
    情報メモ注: Azure DevOpsへのインポートを簡素化するため、プロジェクト変数はすべてスクリプト内で設定されています。ただし、ベストプラクティスとして、パイプライン変数に外部化してGUIで変数として定義すれば、より簡単にアップデートできるようになります。Azure DevOpsを設定を参照しながらパイプライン変数を追加した後、スクリプトからそれらの宣言を削除します。
    パラメーター 説明 値の例
    project_name Talend Management ConsoleまたはTalend Administration Centerで宣言されているTalendプロジェクト名。

    project_name変数の値は大文字でなければならず、それ以外の場合はビルドエラーが発生する可能性があります。プロジェクト名に特殊文字を必要とするか、または最終構文に疑問がある場合は、プロジェクトの親pom.xmlファイル(<project>/poms/pom.xml内のtalend.project.name変数)で確認できます。

    CICD
    jobs_to_build 値がカンマ区切られている、ビルド対象のジョブのリスト。ジョブにはjobs/process/<PATH>/<name_of_the_job>_<version>という形式を使用し、ESBルートにはjobs/routes/<PATH>/<name_of_the_route>_<version>という形式を使用します。

    ジョブまたはルートの名前は小文字で表記されます。

    プロジェクト全体をビルドする必要がある場合は、Mavenコマンドから-pl ${JOB_LIST}というパラメーターを削除します。

    jobs/process/LOAD/hello_world_0.1
    tmc_env Talend Cloud環境。 DEV
    tmc_workspace Talend Cloudターゲットワークスペース。Talend CIユーザーは、このワークスペースで[Publish] (公開)権限が必要です。 CICD
    reinstall_cmdline Talend CommandLineの再インストールを強制します。これは、Talend CI Builderの新バージョンまたは新規ライセンスで必要になります。 false
  3. 必要に応じて、スクリプト内のTalend Cloud ('talend_ci_tmc' section)、アーティファクトリポジトリー('talend_ci_artifactrepo'セクション)、Docker ('talend_ci_docker'セクション)に対応する行ビルドステージをコメントアウト、またはコメント解除してください。

パイプラインを作成および設定

ビルドパイプライン作成の最初のステップは、ソースアーティファクトの保存先となるGitリポジトリーをインポートすることです。

  1. [Pipelines] (パイプライン)ページに移動します。
  2. [Create pipeline] (パイプラインを作成)をクリックします。
  3. [Connect] (接続)ステップと[Select] (選択)ステップで、ソースリポジトリーのタイプを選択し、インポートしたいTalendプロジェクトをホストしているリポジトリーを選択して、Azureにそのアクセス権を与えます。
  4. [Configure] (設定)ステップで、パイプラインのステップを設定できるよう[Starter pipeline]を選択します。
  5. [Review] (レビュー)ステップで、前にデプロイメントのニーズに合わせてダウンロードしたazure-pipeline.ymlファイルのコンテンツを貼り付けます。
  6. [Save] (保存)をクリックし、パイプラインを保存して実行します。

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