cLoadBalancerの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているcLoadBalancerを設定するために使われます。
標準のcLoadBalancerコンポーネントは、Routingファミリーに属しています。
基本設定
[Strategy] (戦略) |
[Random] (ランダム)、[Round Robin] (ラウンドロビン)、[Sticky] (スティッキー)、[Topic] (トピック)、[Failover] (フェイルオーバー)、[Custom] (カスタム)から選択します。それぞれの方法について以下に説明します。 |
ランダム |
受信エンドポイントは、各交換でランダムに選択されます。 |
[Round Robin] (ラウンドロビン) | メッセージは、負荷を均等に分散するラウンドロビン方式に従って分散されます。 |
[Sticky] (スティッキー) |
[Language] (言語): メッセージを配布するために[Expression] (式)フィールドで使用する式の言語を以下から選択します: なし、Bean、Constant、CorrelationID、EL、Groovy、Header、JoSQL、JSonPath、JXPath、MVEL、OGNL、PHP、Property、Python、Ruby、Simple、SpEL、SQL、XPath、XQuery。 言語を使って式を作成する方法は、http://camel.apache.org/languages.htmlをご覧ください。 |
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[Expression] (式): 選択するエンドポイントを決定するコリレーションキーの計算に使う式を入力します。 |
トピック |
すべてのメッセージをすべてのエンドポイントに送信するには、このオプションを選択します。 |
[Failover] (フェイルオーバー) |
[Basic mode] (基本モード): デフォルトでは、フェイルオーバー負荷分散は常に最初のエンドポイントにメッセージを送信します。最初のエンドポイントが失敗した場合、メッセージは後続のエンドポイントに送信されます。 |
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[Specify exceptions] (例外の指定): [Exception] (例外)テーブルで、フェイルオーバーが反応する例外を指定します。 |
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[Use with Round robin] (ラウンドロビンで使用): 詳細オプションでフェイルオーバーを使うには、このオプションを選択します。 [Maximum failover attempt] (フェイルオーバーの最大試行回数)リストから、転送を中止する前に続行する試行回数を選択します。 -[Attempt forever] (試行を継続): 常にメッセージの転送を試み、常にフェイルオーバーを試みます。 -[Never failover] (フェイルオーバーを行わない): メッセージの転送を即座に中止し、フェイルオーバーを試みません。 -[A number of attempts] (試行回数): メッセージの転送をn回試行します。その数字を[Number of attempts] (試行回数)フィールドで指定します。 [Inherit error handler] (エラーハンドラーの継承): Camelエラーハンドラーを使う場合は、trueを選択します。falseを選択した場合、ロードバランサーは例外がスローされた時にすぐにフェイルオーバーします。 [Use Round robin] (ラウンドロビンを使用): フェイルオーバーとラウンドロビンを組み合わせる場合は、trueを選択します。ラウンドロビンモードによるフェイルオーバー負荷分散は、サービス間で負荷を均等に分散し、自動フェイルオーバーを提供します。 |
Custom (カスタム) |
[Load balancer] (ロードバランサー): カスタムロードバランサーの名前を入力します。 |
使用方法
使用ルール |
cLoadBalancerは、ルート内の中間コンポーネントとして使います。 |
[Connections] (接続) | [Load Balance] (負荷分散): 選択した負荷分散戦略に従ってメッセージを次のエンドポイントにルーティングするには、このリンクを選択します。 |
[Route] (ルート): すべてのメッセージを送信者から次のエンドポイントにルーティングするには、このリンクを選択します。 | |
制限事項 |
該当なし |