監視サーバーの前提条件
監視サーバーにはイベントデータを保存するためのデータベースエンジンが必要です。サポートされるデータベースは互換性があるデータベースに記載されています。
次に各データベースに対応するスクリプトファイルを示します。これらを実行すると、データベースを適切に設定できます。SQLスクリプトは<TalendESBPath>/add-ons/sam/dbディレクトリーに含まれています。
SQLスクリプトファイル名 |
[Database] (データベース) |
---|---|
create.sql | Apache Derby |
create_mysql.sql | MySQL |
create_oracle.sql | Oracle |
create_sqlserver.sql | SQL Server |
create_h2.sql | H2 Database Engine |
create_db2.sql | IBM DB2 |
手順
- 使用するデータベースが適切にインストールされ、アクセス可能であることを確認します。
- CREATE(作成)権限を持つユーザーとしてログインします。
-
上記のテーブルに従って、データベースに対応する初期化SQLスクリプトを実行します。
情報メモヒント: db.recreateのlogserver.propertiesプロパティがtrue設定されている場合、監視サーバーの起動時にSQLスクリプトが自動的に実行されます。この方法は、組み込みモードで実行されているApache Derby以外のデータベースでは推奨されません。
タスクの結果
次に、イベントとEVENTS_CUSTOMINFOテーブルがデータベースに作成されていることを確認します。
これで、監視サーバーをスタンドアロンまたはTalend ESB Containerの機能としてインストールできます。