Service Activity Monitoringをインストール
Service Activity Monitoring (SAM)は、イベントの取得や情報の保存によってサービスアクティビティの分析(サービス応答時間、トラフィック パターン、監査など)を容易に取得できるようにします。このコンポーネントは2つの部分で構成されています。
- 監視データを収集して送信するためのエージェント(sam-agent)
- データを処理して保存するための監視サーバー(sam-server)
使用する順序は以下のとおりです:
- サービスのコンシューマー側およびプロバイダー側の要求と応答から、エージェントがイベントを作成します。
- イベントはまずローカルで収集され、定期的に監視サーバーに送信されます(通常のメッセージの送信を妨げないため)。
- 監視サーバーがエージェントからイベントを受信すると、フィルターやハンドラーをオプションとして使用し、これらのイベントをデータベースに保存します。
エージェントと監視サーバーは、以下の手順で使用できます:
- エージェントはデフォルトでTalend ESB Containerの機能としてインストールされます。
- 監視サーバーはサーブレットコンテナー(Tomcat)またはOSGi コンテナー(Talend ESB Container)にインストールする必要があり、データベースへのアクセスが必要です。
Talend ESBをインストールした後は、<TalendESBPath>/add-ons/samディレクトリーでサービスアクティビティ監視サーバーにアクセスしてインストールしたり、Talend ESB Container内で機能としてこのサーバーを直接インストールしたりできます。