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ジョブサーバーレートの計算

このドキュメントでは、Talend Administration Center内の実行サーバーに星がどう割り当てられるか、すなわち、ジョブの実行に対するサーバーの優劣の付け方について説明します。

ジョブサーバーは、実行サーバーで実行されているプローブであり、次の機能を測定します。

  • ディスクの空き容量(キロバイト)
  • 物理メモリの空き容量(バイト)
  • スワップメモリの空き容量(バイト数)
  • アイドル時のCPU使用率(0.0~1.0のパーセンテージで表示)
  • ナイスCPU使用率(0.0~1.0のパーセンテージで表示)
  • 合計CPU使用率(0.0~1.0のパーセンテージで表示)
  • CPUの最小必要数

この情報はTalend Administration Centerに送られ、そこでこのサーバーのレート値が計算されます。

サーバーの評価は0~100の範囲で設定します。
  • 100: サーバーの可用性は最適です
  • >100: 1つまたは複数のインジケーターが定義範囲外です

    Talend Administration Centerでは、この評価がJobServerの[Rank] (ランク)項目に星の数(0~5)で表されます。

フィーチャーによって優先度が異なります。これらの機能はmonitoring_client.propertiesファイルで重み付けできます。

weight{i}i番目の機能の重み付けと呼ぶことにします。

機能が十分に良好と見なされる範囲を選択できます。すなわち、サーバーの機能が満たすべき制限を設定するという意味です。たとえばディスク容量が1GBに満たない場合、サーバーはジョブの実行に適していないとする制限です。したがって、ディスクの下限は1Go(monitoring_client.propertiesファイルで設定)となります。機能iに対して定義した下限をMin{i}と呼び、上限をMax{i}と呼ぶことにします。

サーバーには各機能について実際の値が設定されています。たとえば、サーバーiには空きディスク容量が500 MBしかありません。この値を機能の実際の値と呼ぶことにします: value{i}

実際の値が、すべての機能で制限によって定義された範囲内であれば、サーバーは完全である、というのが基本的な前提です。機能の一部の値が定義された範囲外である場合、サーバーはあまり良好でないことになります。

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