Tomcat経由の接続プールの管理
デフォルトでは、接続プールを管理するために、サードパーティアプリケーション(c3p0)がTalend Administration Centerの設定ファイルに組み込まれています。
次の手順で、Tomcatが接続プールを直接管理できるようになります。この手順を、JBossにも適用できます。
手順
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<ApplicationPath>/WEB-INF/classesフォルダーでconfiguration.propertiesファイルのデフォルト設定を以下のように変更します:
database.useContext=True
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WEB-INFフォルダーのweb.xmlファイルで、終了タグの前に以下のコードを追加します</web-app>:
<resource-ref> <description>Our Datasource</description> <res-ref-name>jdbc/ADMINISTRATOR_CONNECTION</res-ref-name> <res-type>javax.sql.DataSource</res-type> <res-auth>Container</res-auth> </resource-ref>
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WEB-INFフォルダーのcontext.xmlファイルを編集し、次のエレメントを変更することにより、データベースへの接続のパラメーターを設定します:
エレメント名 値 メモ URL
jdbc:mysql://{ip_address}:3306/{db_name}
MySQLの場合、ip_addressがデータベースのIPアドレスに、db_nameがその名前に対応します。
jdbc:oracle:thin:@{ip_address}:1521:{db_name}
Oracleの場合、ip_addressがデータベースのIPアドレスに、db_nameがその名前に対応します。
jdbc:jtds:sqlserver://{ip_address}:1433/{db_name}
SQL Serverの場合、ip_addressがデータベースのIPアドレスに、db_nameがその名前に対応します。
jdbc:h2:file:{dir_path/}<db_name>;MVCC=TRUE;AUTO_SERVER=TRUE; LOCK_TIMEOUT=15000
H2の場合、dir_pathがデータベースのIPアドレスに、db_nameがその名前に対応します。
username
データベースにログインするためのユーザー名で、デフォルトではtalend_adminです。
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password
データベースにログインするためのパスワードで、デフォルトではtalend_adminです。
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driverClassName
org.gjt.mm.mysql.Driver
MySQLの場合、
oracle.jdbc.driver.OracleDriver
Oracle の場合、
net.sourceforge.jtds.jdbc.Driver
SQLサーバーの場合、
org.h2.Driver
H2の場合、
- <TomcatPath>/lib/に保存されている.jarファイルをコピーします。