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Talend Data Preparation、Streams Runner、Spark Job Server間にHTTPS接続を設定

Talend Data PreparationStreams RunnerSpark Job Serverの間に接続を保護するには、対応する設定ファイルを編集する必要があります。

Streams Runner設定ファイルのセキュリティ設定は、上書きを避けるため、ファイルの最後にあるIncludeセクションの後のAppendセクションで実行する必要があります。

最初のステップは、Spark Job Server HTTPSでサービスとして設定することです。次に、HTTPSで動作するStreams RunnerSpark Job Server間のSSL通信を有効にする必要があります。その後、HTTPSでStreams Runnerをサービスとして設定し、最後にHTTPSで動作するTalend Data PreparationStreams Runner間のSSL通信を有効にします。

始める前に

  • Talend Data PreparationはHTTPSのサービスとして設定されています。詳細は、Talend Data PreparationのHTTPS接続を設定をご覧ください。
  • Talend Data Preparationの認証を生成し、WebブラウザーのTrustStoreに追加しました。
  • Spark Job ServerおよびStreams Runnerがインストールされ実行されています。

手順

  1. HTTPSでSpark Job Serverサービスを保護するには、<Spark_Job_Server_installation_path>/settings.sh 設定ファイルを開きます。
  2. security_ssl_enabledパラメーターの値をonに設定します。
  3. security_path_to_keystoreおよびsecurity_keystore_password のパラメーターの値を編集して、Spark Job Serverの認証を含むkeystoreファイルのパスとパスワードを設定します。
    security_ssl_enabled=on
    # DO NOT CHANGE
    # SECURITY PATH TO KEYSTORE
    # Required : No
    # Env variable : SECURITY_PATH_TO_KEYSTORE
    security_path_to_keystore=<path_to_keystore>
    # DO NOT CHANGE
    # SECURITY KEYSTORE PASSWORD
    # Required : No
    # Env variable : SECURITY_KEYSTORE_PASSWORD
    security_keystore_password=<password>

    サービスを再起動すると、Spark Job ServerはHTTPSで実行されます。

  4. HTTPSで実行されているStreams RunnerSpark Job Server間のSSL通信を有効にするには、次のいずれかを行います。   
    • export JOBSERVER_TRANSPORT_PROTOCOL=httpsというコマンドでJOBSERVER_TRANSPORT_PROTOCOL環境変数を使用します。
    • <Streams_Runner_installation_path>/conf/application.conf設定ファイルを編集し、app.svc.jobserver.protocolパラメーターの値をhttpsに設定します。

    環境変数を使用すると、application.conf設定がオーバーライドされます。

  5. Spark Job Serverの認証またはその認証機関をStreams RunnerTrustStoreに追加するには、TrustStoreで使用されるファイル形式に従って、次の行を<Streams_Runner_installation_path>/conf/application.confファイルに追加します。
    • .pemファイルの場合:
        play.ws.ssl {
          trustManager = {
            stores = [
              { type = "PEM", path = "/path/to/pem_file" }
            ]
          }
        }
    • .jksファイルの場合:
        play.ws.ssl {
          trustManager = {
            stores = [
              { type="JKS", path="/path/to/truststore", password="<password>"}
            ]
          }
        }

    詳細は、Playドキュメンテーション (英語のみ)をご覧ください。

  6. HTTPSでStreams Runnerサービスを保護するには、<Streams_Runner_installation_path>/conf/application.confファイルの次の行を編集して、認証のパスとパスワードを定義します。
    play.server.https.keyStore.path = <path_to_keystore>
    play.server.https.keyStore.password = <password>
  7. 次の2行を編集してHTTPSポートを設定し、HTTPポートを無効にします。
    https.port=9443
    http.port=disabled

    9443は、HTTPS接続のデフォルトのポート値です。

    情報メモ警告: play.server.http.port=<port>設定はhttp.port=disabled設定と競合し、ポートは無効になりません。

    サービスを再起動すると、Streams RunnerはHTTPSで実行されます。

  8. HTTPSで動作するTalend Data PreparationStreams Runner間のSSL通信を有効にするためには、次のコマンドを使ってStreams Runner認証またはその認証機関を取得し、Talend Data PreparationTrustStoreに追加します。
    keytool -import -trustcacerts -alias <cert-alias> -file <streams_runner_certificate.crt> -keystore <truststore.jks>
  9. <Data_Preparation_Path>/config/application.propertiesファイルで、次のプロパティを追加してストアを設定します。
    tls.trust-store=/path/to/<truststore.jks>
    tls.trust-store-password=<trust-store_password>
    
    false to disable hostname verification
    tls.verify-hostname=true
  10. Talend Data Preparationを再起動します。

タスクの結果

HTTPSで実行されているTalend Data Preparationインスタンスは、Streams RunnerおよびSpark Job Serverと通信でき、セキュアなHTTPS接続でも実行できます。

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