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ウィジェットのタイプと計算

傾向と数値のウィジェットにより、データの全貌が一目で確認できます。

傾向ウィジェット

傾向ウィジェットは、数量値の経時変化を示します。

  • [Trends in number of tasks resolved] (解決したタスク数の傾向): 解決したタスク数の総合的な変化を示します。

    このウィジェットは、期日前に解決されたタスク数の追跡に役立ちます。データスチュワード別にフィルタリングすると、データスチュワード間でワークロードのバランスが取れているかどうか識別できます。

    計算: このウィジェットはタスクの現在の状態のみ考慮するため、未解決と解決の状態を何度か繰り返したタスクでも一度しかカウントされません。時間軸の場合、デフォルトで使用される解決日は[Day] (日)ですが、[Week] (週)、[Month] (月)、[Quarter] (四半期)、[Year] (年)のいずれかになることもあります。

  • [Trends in number of tasks not resolved before due date] (期日前に解決しなかったタスク数の傾向): 定義されたSLA内に解決しなかったタスク数の総合的な変化を示します。

    タスクが期限までに解決されていない場合は、その理由を確認する必要があります。このウィザードによって弱点を発見しやすくなります。データスチュワード別にフィルタリングすると、どのスチュワードがタスクの解決に時間を要しているか識別できます。何に苦労しているのか? ワークロードのバランスがスチュワード内でうまく取れていないかもしれません。プロセスが改善されるようアクションを適用し、確実にSLAに間に合うようにする必要があります。

    このウィジェットの結果を解決したタスクの数を比較すれば、データスチュワード間のタスク数についてバランスが取れていないことが原因でSLAを守らないのかどうかがわかります。

    計算: このウィジェットはタスクの現在の状態を考慮するため、未解決と解決の状態を何度か繰り返したタスクでも一度しかカウントされません。時間軸には期日が使用されます。このウィジェットで考慮されるタスクは次の2種類です:
    • 解決したものの、解決日がSLAに期日を過ぎてしまったタスク
    • 解決しておらず、SLA期日も既に過ぎてしまったタスク

    ウィジェットの開始日や終了日を選択しない場合、キャンペーン作成日と現在の日の日付はデフォルトで設定されます。

  • [Trends in average task resolution time] (タスクの平均解決時間の傾向): 解決したタスクの平均解決時間の総合的な変化、つまりタスク作成日とキャンペーンワークフローの最終状態への移行日にある遅延を示します。

    このウィジェットにより、スチュワードがタスクの解決に要した平均時間がわかります。そこには、チームの作業効率とプロセスの有効性が反映されます。このウィジェットに目を留めていれば傾向に気付き、解決時間の増減がすぐにわかり、特定のエリアを改善するために措置を講じることができます。

    計算: このウィジェットはタスクの現在の状態を考慮するため、未解決と解決の状態を何度か繰り返したタスクでも一度しかカウントされません。時間軸には最終解決日が使用されます。解決時間はミリ秒で表されますが、チャートでは最も適切な時間単位で表示されます。

    どの傾向ウィジェットについても、初めてアクセスする時はスチュワードにフィルターが設定されず、キャンペーンの全スチュワードに関するデータが1行で表示されます。スチュワードフィルターでスチュワードをいくつか選ぶとグラフが更新され、各スチュワードにつき1行が個別の色で表示されます。すべてのスチュワードのチェックボックスをオフにすると、表示されるのは1行だけです。

    1つのチャートに表示される総行数は、5行です。6以上のスチュワードを選択すると、タスク数が最も少ないスチュワードが5行目にまとめられます。

さまざまな傾向のチャート。

チャート内の行またはチャートの凡例でスチュワードのユーザー名をクリックすると、行が強調表示されます。

チャート内の行またはデータポイントにマウスを重ねると、データに関する情報がツールチップに表示されます。

数値ウィジェット

数値ウィジェットが示す数値は、パーセンテージか時間単位を伴う値のいずれかです。

  • [Tasks resolved before due date] (期日前に解決したタスク): 定義されたSLA内に解決したタスクのパーセンテージを示します。

    このウィジェットは、チームが時間内にタスクを解決する割合を測定します。データスチュワード別にフィルタリングすると、データスチュワード間でワークロードのバランスが取れているかどうか識別できます。

    計算: このウィジェットはタスクの現在の状態を考慮します。パーセンテージは<SLAに一致するタスク数> / <タスク数>で計算されます。

    <SLAに一致するタスク数>に含まれるタスク:
    • SLA内で解決したタスク
    • 期日なしで解決したタスク
    <タスク数>に含まれるタスク:
    • 解決したタスク
    • 期日が過ぎても解決していないタスク

    指定されたフィルターについてウィジェットがSLAでタスクを見つけられない場合は、100%と表示されます。

    チャート内のデータは次の色分けで表示されます。
    • 80%未満: 赤
    • 80%から90%: オレンジ
    • 90%超: 緑
  • [Average task resolution time] (タスクの平均解決時間): 解決したタスクの平均解決時間を示します。

    このウィジェットにより、スチュワードがタスクの解決に要した時間がわかります。ウィジェットはチームの効率を測定し、所定の基準に基づいてチームのパフォーマンスを示します。データスチュワード別にフィルタリングすると、チームメンバー間の一貫性を確保できます。

    計算: このウィジェットはタスクの現在の状態を考慮します。解決時間はミリ秒で表されますが、チャートでは最も適切な時間単位で表示されます。パーセンテージは全解決タスク(解決日 - 作成日)の合計 / 解決タスク数で計算されます。

    平均時間は、月/日、日/時間、時間/分。値は切り上げられます。

  • [Number of remaining tasks left to process] (未処理タスクの数): データスチュワードでフィルタリングを実行する際に、全スチュワード、または特定のデータスチュワードに関するキャンペーン期間中の残りのタスク数を示します。

    計算: このウィジェットでは、キャンペーン期間中に解決しなかったタスクがすべて考慮されます。

タスクのまとめ。

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