セマンティックタイプライブラリーをエンリッチ化
データセットを追加してそのサンプルを追加すると、各フィールドやカラムに対し、サポートされているセマンティックタイプがアプリケーションによって自動的に提案されます。
アプリケーションが提案したセマンティックタイプが目的のものではない場合は、カラムヘッダーでメニューアイコンをクリックして手動で変更できます。詳細は、カラムのセマンティックタイプを変更をご覧ください。
この操作によって、Talend Cloudアプリケーションにデフォルトで表示されているセマンティックタイプのリストから目的のタイプを選択できるようになります。詳細は、事前定義されたセマンティックタイプをご覧ください。さらに、自分のセマンティックタイプを作成したり、既存のセマンティックタイプをアップデートまたは削除したりすれば、Talend Cloudで自社に合ったビジネス用語が使用されるようになります。
セマンティックタイプの変更は、Talend Cloud Data Inventory、Talend Cloud Pipeline Designer、Talend Cloud Data Stewardship 、Talend Cloud Data Preparation の各インターフェイスの左メニューにある[Semantic types] (セマンティックタイプ)タブで直接行います。
変更はすべてTalend Dictionary Serviceで保存され、さまざまなTalend Cloudアプリケーションにプロパゲートされます。
Talend Dictionary Serviceが利用可能かどうかは、使用しているライセンスによって決まります。
Talend Dictionary Serviceでは、セマンティックライプは3つの主要カテゴリーに分けられます。
- DICTタイプ: 値の有効なリストや終了したリストに基づきます。
- REGEXタイプ: 事前に選択した正規表現とデータを比較します。
- COMPOUNDタイプ: 複数の既存のタイプへとグルーピングできます。
Talend Dictionary Serviceと互換性があるTalend Cloudとの通信を可能にするためには、次の前提条件を満たす必要があります。
- プラットフォームライセンスがあること。
- Talend Cloudユーザーには、Talend Cloud Data Inventory、Talend Cloud Pipeline Designer、Talend Cloud Data Stewardship、Talend Cloud Data Preparation のいずれかのロールに加え、Talend Management Consoleで[Dictionary service] (ディクショナリーサービス)アプリケーションの[Semantic types manager] (セマンティックタイプマネージャー)ロールが割り当てられていること。