秘密度ラベルで機密データを検索および非表示化

anonymized_ordersテーブルにあるemail_addressカラムにhighly confidentialという秘密度ラベルを割り当てます。既に機密データを検出し、データ分類で自動的に非表示にしている場合は、これらのステップに従う必要はありません。

始める前に

[Data Management] (データの管理)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。
[Data Classification Editing] (データ分類の編集)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。

このタスクについて

highly confidentialラベルは機密性が高いデータを識別するものであり、顧客の個人データ(GDPRで保護されるPII)が含まれます。

この秘密度ラベルを適用する時にデータアセットを機密として識別すると、データは権限のないユーザーに対して自動的に表示されなくなります。

手順

検索ボックスにemail columnsと入力します。
ACME customer hubデータベースからのemail_addressカラムが検索結果に表示されます。
ツールバーで[Columns] (カラム)をクリックし、[Grid] (グリッド)ビューを選択します。
[Available columns] (利用可能なカラム)から[Selected columns] (選択したカラム)にSensitivity Labelカラムをドラッグ&ドロップして表示させます。
一部のカラムには、秘密度ラベルが既に自動的に割り当てられていることがあります。
email_addressカラムをすべて選択します。
右クリックして[Edit] (編集)を選択します。
[Sensitivity Label] (秘密度ラベル)を選び、[Action] (アクション)カラムで[Replace] (置換)を、[Value] (値)カラムで[Highly Confidential] (極秘)をそれぞれ選択します。
[OK]をクリックします。
email_addressカラムのオブジェクトページを開きます。ヘッダーに[Highly Confidential] (極秘)という秘密度ラベルが表示されます。
anonymized_ordersテーブルのオブジェクトページに移動します。
[Data Sample] (データサンプル)タブをクリックします。
email_addressカラムデータがグレー表示になります。

データ管理機能を持つオブジェクトロールなしでanonymized_ordersテーブルからサンプルデータをプレビューした場合、PIIのデータ値は番号を表す#記号の文字列へと置き換えられます。

タスクの結果

これで、テーブルをタグ付けし、データ保護規則に準拠していることを示す準備ができます。次のステップは、データアセットをラベリングをご覧ください。

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