Talend Cloud API TesterでのAPIの試行
Talend Cloud API Testerを使用して、APIを操作します。
概要
APIプロジェクトの実装フェーズでは、定期的にAPIを操作して動作を検証する必要があります。また、API実装でインテグレーションテストを記述することで、そのコントラクトに準拠していることを確認する必要もあります。
APIが実装されると、コンシューマーは、クライアント実装で動作するAPIの機能を調べる必要もあります。
これらすべての目的のため、Talend Cloud API Designerにはエディタービューとライブドキュメンテーションの両方に、Talend Cloud API TesterでAPIを試すボタンが含まれています。
以下のいずれかをエクスポートできます:
- API定義全体: プロジェクトはTalend Cloud API Testerで作成され、APIの各操作に対して事前に定義されたリクエストが存在します。これにより、APIの実際の使用法をエミュレートする複雑なシナリオを設定できます。
- 単一オペレーション: Talend Cloud API Testerは、選択されたAPIオペレーションについてすぐに使用できるリクエストで開かれます。
Talend Cloud API Testerを使用するためには、Google ChromeとTalend Cloud API Tester拡張機能をインストールする必要があります。
詳細は、Talend Cloud API Testerの概要をご覧ください。
環境
初めて[Try in API Tester] (API Testerで試す)機能を使う時には、Talend Cloud API Testerに環境が自動で作成されます。以下のものが含まれます:
- BaseUrlパブリック変数。API定義に公開済みエンドポイントが含まれると、デフォルト値として使用されます。公開済みエンドポイントが複数ある場合は、リストの一番目のエンドポイントが使用されます。公開済みエンドポイントがない場合は、値が空になります。
- [SECURITY SCHEMES] (セキュリティスキーム)で定義された各認証方式のためのプライベート変数。
技術詳細:
Talend Cloud API Designerアイテム | 対応するTalend Cloud API Testerのアイテム | コメント |
---|---|---|
API | ルートプロジェクト | 単一プロジェクトで、名前はTalend Cloud API DesignerのAPIの名前に基づきます。 |
セクション | サービス | 整理の目的で使用します。 |
オペレーション | リクエスト | Talend Cloud API Designerセクションのすべてのオペレーションは、同じTalend Cloud API Testerサービスの下に収集されます。パス変数、クエリーパラメーター、ヘッダーもインポートされます。 |