システム項目
データ ソースから抽出された項目に加えて、Qlik Sense はシステム項目を生成します。システム項目は「$」で始まり、ビジュアライゼーション (フィルター パネルやテーブルなど) では通常の項目のように表示できます。システム項目は、データのロード時に自動的に作成され、主にアプリ設計を支援する目的で使用されます。
利用可能なシステム項目
次のシステム項目を使用できます。
システム 項目 | 説明 |
---|---|
$Table | ロードされるすべてのテーブルが含まれます。 |
$Field | ロードされるテーブルのすべての項目が含まれます。 |
$Fields | 各テーブルの項目数が含まれます。 |
$FieldNo | テーブル内での項目の位置が含まれます。 |
$Rows | テーブル内の行数が含まれます。 |
どのシステム フィールドもスクリプトで操作することはできません。
ビジュアライゼーションにおけるシステム項目の使用
システム フィールドデータは関連付けられます。例えば、2 つのフィルター パネルを追加する場合 (1 つは$Tableにより、もう 1 つは$Fieldにより) や、テーブルを選択する場合は、$Field選択したテーブルのフィールドが絞込値としてフィルター パネルに表示されます。
システム フィールドは、アセット パネルの項目リストには含まれません。数式エディターには含まれます。アセット パネルでシステム フィールドを使用したい場合は、手動で入力して参照する必要があります。
アセット パネルの軸の場合
=$Field