ODBC データ ソースまたは OLE DB プロバイダの項目選択は、標準的な SQL SELECT ステートメントを介して実行されます。ただし、SELECT ステートメントが許可されるかどうかは、使用する ODBC ドライバまたは OLE DB プロバイダによって異なります。 SELECT ステートメントを使用するには、ソースへのオープン データ接続が必要です。
criterion は論理式で、非常に複雑になる場合があります。使用できる演算子には、数値演算子と関数 =、<> または #(等号否定)、>、>=、<、<=、and、or、not、exists、some、all、in、および新しい SELECT ステートメントがあります。詳細については、ODBCドライバまたは OLE DB プロバイダのマニュアルを参照してください。
group by
group by 節は、複数のレコードを 1 つに集計 (グループ化) する際に使用します。1 つのグループに含まれる特定の項目のレコードは、すべて同じ値を持たなければなりません。そうでない場合は、項目は sum または average などの数式内でのみ使用する必要があります。1 つまたは複数の項目に基づいた数式は、項目記号の数式で定義されます。
having
having 節は、レコードを修飾する where 節と同様の方法で、グループを修飾する際に使用します。
order by
order by 節は、SELECT ステートメントの結果のテーブルのソート順を示します。
join
join 修飾子は、複数のテーブルを 1 つに結合することを示します。項目名とテーブル名に、スペースや各国語文字セットが含まれる場合は、引用符で囲む必要があります。Qlik Senseで自動生成されるスクリプトについては、Connectステートメントのデータ ソース定義で指定される ODBC ドライバまたは OLE DB プロバイダ推奨の引用符が使用されます。
例1:
SELECT *
FROM `Categories`;
例2:
SELECT `Category
ID`, `Category Name` FROM `Categories`;
例3:
SELECT `Order
ID`, `Product ID`,
`Unit Price`
* Quantity * (1-Discount) as NetSales
FROM `Order
Details`;
例4:
SELECT `Order
Details`.`Order ID`,
Sum(`Order
Details`.`Unit Price` * `Order Details`.Quantity) as `Result`
FROM `Order
Details`, Orders
where Orders.`Order
ID` = `Order Details`.`Order ID`