カスタム プロパティ: 全リソースへの読み取り専用アクセス権
カスタム プロパティを作成して、セキュリティ ルールに自分自身の値を使用できるようにします。カスタム プロパティに 1 つまたは複数の値を定義して、リソースのセキュリティ ルールで使用します。
たとえば、確認作業だけを担当する一部のユーザーに対し、全リソースへの読み取り専用アクセス権を設定する場合があります。その場合は、値を 1 つ指定したカスタム プロパティを作成してセキュリティ ルールに適用し、そのルールが必要なユーザーに適用します。
カスタム プロパティの作成
次の手順を実行します。
-
QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc
-
[カスタム プロパティ] を開きます。
-
データ マネージャーでテーブルの 新規作成
-
カスタム プロパティに「AccessAllResources」という名前を付けます。
-
オプション。説明を追加します。
-
[リソース タイプ] で、[ユーザー] を選択します。
-
Values, click Create new and name the value ReaderOnly.
-
[適用] をクリックします。
1 つの値を持つカスタム プロパティを作成したので、このプロパティを使ってユーザーに全リソースへの読み取り権限を付与できます。作成、更新、公開する権限をユーザーに付与する値など、ニーズに応じてその他の値を簡単に作成できます。
セキュリティ ルールの作成
次の手順を実行します。
-
QMC で [セキュリティ ルール] を開きます。
-
データ マネージャーでテーブルの 新規作成
-
セキュリティ ルールに「ReaderAccess」という名前を付けます。
-
説明を追加します。このルールにより、カスタム プロパティ グループの ReaderOnly メンバーに全リソースへの AccessAllResources 読み取りアクセス権が付与されます。
情報メモ既定で、[リソース フィルター] 項目には、全リソースが選択されていることを示すアスタリスクが付いています。データ マネージャーでテーブルの next to the text box to view the resources. -
[基本] で、アクション [読み取り] が選択されていることを確認します。
-
ルール作成ボックスで、[名前] リストをクリックして、[@AccessAllResources] を選択します。
-
[値] の横にある空のテキスト ボックスをクリックして、[ReaderOnly] を選択します。
-
[詳細設定] セクションの [条件] ボックスには、以下の文字列が入っています。
((user.@AccessAllResources="ReaderOnly"))
情報メモ[コンテキスト] リストでは、ルールをハブ、QMC、または両方に適用するかどうかを選択できます。 -
[適用] をクリックします。
カスタム プロパティのユーザーへの適用
次の手順を実行します。
-
QMCで、[ユーザー] を開きます。
-
1 人以上のユーザーを選択します。
ヒント メモ複数のユーザーを選択する場合は、Ctrl キーを押しながらクリックします。 -
[編集] をクリックします。
- 「ユーザーの編集」ページで、[カスタム プロパティ] セクションが表示されていることを確認します。
- カスタム プロパティ [AccessAllResources] の横のテキスト ボックスをクリックして、[ReaderOnly] を選択します。
-
[適用] をクリックします。
選択したユーザーに、QMC の全リソースへの読み取りアクセス権が付与され、アプリ、ストリーム、コンテンツ ライブなどを表示できるようになりました。