Money# - スクリプトおよびチャート関数
Money#() は、書式文字列が提供されている場合を除き、ロード スクリプトまたはオペレーティング システムの書式設定で、テキスト文字列を金額の値に変換します。カスタマイズされた小数点と桁区切りの記号はオプションのパラメータです。
構文:
Money#(text[, format[, dec_sep [, thou_sep ] ] ])
戻り値データ型: デュアル
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
text |
評価対象のテキスト文字列。 |
format |
文字列を数値区間に変換するときに使用する想定される入力書式を説明した文字列。 省略されている場合は、オペレーティング システムが使用している通貨形式が使用されます。 |
dec_sep | 小数点記号を指定する文字列。省略されている場合は、ロード スクリプトで設定された MoneyDecimalSep 値が使用されます。 |
thou_sep | 3 桁区切りの記号を指定する文字列。省略されている場合は、ロード スクリプトで設定された MoneyThousandSep 値が使用されます。 |
money# 関数は、原則として num# 関数と同じように機能しますが、小数点および桁区切り記号のデフォルト値をスクリプトの通貨書式の変数または通貨のシステム設定から決定します。
この例では、次の 2 つのオペレーティング システムの設定を前提としています。
- 通貨書式のデフォルト設定 1: kr # ##0,00
- 通貨書式のデフォルト設定 2: $ #,##0.00
例1:
Money#(A , '# ##0,00 kr' )
ここで A=35 648,37 kr
結果 | 設定 1 | 設定 2 |
---|---|---|
文字列: |
35 648.37 kr |
35 648.37 kr |
数値: |
35648.37 |
3564837 |
例2:
Money#( A, ' $#', '.', ',' )
ここで A= $35,648.37
結果 | 設定 1 | 設定 2 |
---|---|---|
文字列: |
$35,648.37 |
$35,648.37 |
数値: |
35648.37 |
35648.37 |