内部ファイル
QlikView レイアウトでのファイル参照
QlikView レイアウトでは、多くの場所で外部ファイルを情報や背景イメージなどとして参照できます。外部ファイルは、ローカル パスまたは URL によって参照されます。
QlikView ドキュメントの内部ファイル
場合によっては、外部ファイルを QlikView ドキュメントに含めることが適していることもあります。
ロード スクリプトの Load ステートメントと Select ステートメントのプレフィックスである info に対して、bundle プレフィックスをその前に付けたり、置き換えて使用することができます。外部ファイルが読み取られ、QlikView ドキュメントに埋め込まれます。これにより、ファイルの内容を参照するための外部ファイルが不要になるため、QlikView ドキュメントはポータブル ドキュメントになります。
[INFO の表示] および info 関数では、埋め込みファイルが使用可能であれば自動的に使用します。埋め込みファイルの明示参照を示す構文は次のとおりです。
- qmem://fieldname/fieldvalue |
- qmem://fieldname<index>
ここで、index は、項目内の値の内部インデックスです。
'qmem://Country/Austria'
'qmem://MyField/34'
QlikView プログラム ファイルの内部ファイル
標準画像ファイルの小さなセットが QlikView プログラム自体に埋め込まれているため、特別な準備を行うことなく、すべてのドキュメントでこれを使用できます。
QlikView プログラム ファイルには画像ファイルと音声ファイルが一式埋め込まれており、使用することができます。これらは特別な準備を必要とせず、レイアウトから直接参照できます。参照の構文は次のとおりです。
- qmem://<builtin>/filename
ここで、filename は、以下にリストされたファイル名の 1 つです (拡張子を含む)。
'qmem://<builtin>/Arrow_N_G.png'
='qmem://<builtin>/Smiley'&if(sum(Result)<0,1,3)&'_Y.png'
矢印のイメージ
矢印には、8 種類の方向と 4 種類の色があり、表示できます。ファイル名は、次のようにコード化されています。単語 Arrow の後に方向が続く形式で示されます (_N、_NE、_E、_SE、_S、_SW、_W、または _NW)。その後に、緑色を表す _G、赤色を表す _R、そして黄色を表す _Y が続きます。ファイル名に色が指定されていない場合、灰色の矢印となります。
その他のイメージ
セットの中には、その他にも多くの画像が含まれています。これらは、通常複数の色で提供されます。以下に利用できる画像をリストにしました。
- Check.png
- Check_G.png
- Cross.png
- Cross_R.png
- Minus.png
- Minus_R.png
- Plus.png
- Plus_G.png
- Smiley1.png
- Smiley1_G.png
- Smiley1_Y.png
- Smiley2.png
- Smiley2_B.png
- Smiley2_Y.png
- Smiley3.png
- Smiley3_R.png
- Smiley3_Y.png
- Thumb1.png
- Thumb2.png
- Question.png
- Question_G.png
- Question_R.png
- Question_Y.png
- Exclamation.png
- Exclamation_G.png
- Exclamation_R.png
- Exclamation_Y.png
サウンド
QlikView 内のバンドルされたリソースとして、多数のサウンド ファイル (.wav) も含まれています。ファイルは、「qmem;//<bundled>/sounds」にあります。次のサウンド ファイルが利用できます。
- qv_bttn.wav
- qv_can.wav
- qv_clear.wav
- qv_load.wav
- qv_lock.wav
- qv_menu.wav
- qv_ok.wav
- qv_redo.wav
- qv_reex.wav
- qv_save.wav
- qv_scrpt.wav
- qv_ulock.wav
- qv_undo.wav