Mode - チャート関数
Mode() は、集計データで最も頻繁に登場する値 (モード値) を返します。Mode() 関数は、テキスト値と同様に数値も処理できます。
構文:
Mode([{SetExpression}] [TOTAL [<fld {,fld}>]] expr)
戻り値データ型: デュアル
引数:
- expr: メジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。
- SetExpression: デフォルトでは、集計関数は選択されたレコード セットに対して集計を行います。Set 分析数式でレコード セットを定義することも可能です。
- TOTAL: 関数の引数の前に TOTAL の文字が配置されている場合、現在の軸の値に関連しているものだけでなく、現在の選択範囲内にあるすべての可能な値に対して計算が実行されます。つまりチャート軸は無視されます。 TOTAL 修飾子の後には、山括弧 <fld> で囲んだ 1 つ以上の項目名のリストを続けることができます。これらの項目名は、チャート軸の変数のサブセットにする必要があります。
例 | 結果 |
---|---|
Mode(UnitPrice) Customer A を選択します。 |
15 (UnitSales で最も一般的に発生する値) NULL (-) を返します。単一の値が他の値よりも頻繁に生じることはありません。 |
Mode(Product) Customer A を選択します。 |
AA (Product で最も一般的に生じる値) NULL (-) を返します。単一の値が他の値よりも頻繁に生じることはありません。 |
Mode(TOTAL UnitPrice) |
15 (TOTAL 修飾子は、最も一般的に生じる値が 15 で、チャート軸も無視されることを意味するため) |
Customer B を選択します。 Mode)({1} TOTAL UnitPrice) |
15 (選択に関係なく、Set Analysis の数式 {1} では ALL として評価されるレコード セットが定義されるため) |
例で使用されているデータ:
ProductData:
LOAD * inline [
Customer|Product|UnitSales|UnitPrice
Astrida|AA|4|16
Astrida|AA|10|15
Astrida|BB|9|9
Betacab|BB|5|10
Betacab|CC|2|20
Betacab|DD||25
Canutility|AA|8|15
Canutility|CC||19
] (delimiter is '|');
Customer | Product | UnitSales | UnitPrice |
---|---|---|---|
Astrida | AA | 4 | 16 |
Astrida | AA | 10 | 15 |
Astrida | BB | 9 | 9 |
Betacab | BB | 5 | 10 |
Betacab | CC | 2 | 20 |
Betacab | DD | - | 25 |
Canutility | AA | 8 | 15 |
Canutility | CC | - | 19 |