Qlik NPrinting と QlikView との接続
レポートで QlikView チャートが必要な場合には、Qlik NPrinting インストールを QlikView に接続する必要があります。
QlikView ドキュメントはローカル フォルダー、ネットワーク共有フォルダー、QlikView Server に保存することができます。
要件
QlikView Desktop
Qlik NPrinting Engine コンピューター上では QlikView Desktop が必要です。QlikView Server と QlikView Desktop はリリース番号も含めて全く同じバージョンでなければなりません。QlikView Desktop は、Qlik NPrinting Engine と同じコンピューター、または仮想コンピューターでローカルにインストールされている必要があります。Qlik Sense アプリのみに接続する場合、QlikView Desktop は必要ありません。
QlikView バージョンの互換性については、QlikView の互換性 を参照してください。
QlikView Server
QlikView Server の接続を使用してレポートを生成するには、以下が必要です:
- 1 台以上の QlikView Server へのアクセス。
- Qlik NPrinting Engine Windows サービスを実行する Windows ユーザーは、QlikView Server コンピューターの QlikView Administrators Windows グループに属している必要があります。
- Qlik NPrinting で [NTFS 認証] を用いるようにするには、Qlik 管理コンソール で設定する必要があります。つまり、Windows オペレーティング システムは NTFS セキュリティ設定を介してユーザーおよびグループのファイル (ドキュメント) アクセスをコントロールすることになります。
- DMS 認証を介する QlikView でファイル アクセスをコントロールするよう Qlik NPrinting を構成する場合は、次を参照してください:JWT 認証。
QlikView Cluster
QlikView Cluster の接続を使用してレポートを生成するには、以下が必要です:
- 1 台以上の QlikView Server へのアクセス。
- Qlik NPrinting Engine Windows サービスを実行する Windows ユーザーは、QlikView Server コンピューターの QlikView Administrators Windows グループに属している必要があります。
- Qlik NPrinting で [NTFS 認証] を用いるようにするには、Qlik 管理コンソール で設定する必要があります。つまり、Windows オペレーティング システムは NTFS セキュリティ設定を介してユーザーおよびグループのファイル (ドキュメント) アクセスをコントロールすることになります。
- DMS 認証を介する QlikView でファイル アクセスをコントロールするよう Qlik NPrinting を構成する場合は、次を参照してください:JWT 認証。
QlikView Cluster への接続を作成するには、Qlik NPrinting Engine サービスを実行するユーザーは以下の条件に合っている必要があります:
- ドメイン ユーザーである。
- クラスターのすべてのノードの QlikView Administrator セキュリティ グループの一員である。
- QMS を実行するコンピューターの QlikView Management API セキュリティ グループの一員である。
セクション アクセス
section access も使用している場合は、以下が必要になります:
- サーバー認証を使用するよう接続を設定する必要がある。
- ドメイン アカウントは、Qlik NPrinting 全般設定で有効化された認証タイプと独立し、ユーザー設定で構成する必要があります。
ライセンス
Qlik NPrinting サービスを開始し、QlikView に接続するには、次のうちのいずれかが必要になります。
- QlikView Server で Qlik NPrinting Engine サービス ユーザーのアクティブ ディレクトリ アカウントに手動で割り当てられた特定のユーザーのクライアント アクセス ライセンス (CAL)。
- ローカルの QlikView Desktop ライセンス。
API を通じて接続するユーザーは、QlikView Management API セキュリティ グループの一員でなければなりません。グループはインストール時には作られず、手動で追加 (および生成、たとえば QlikView 管理者グループのメンバーなどで) する必要があります。
制限
同じユーザーを使用して、QlikView サービスおよび Qlik NPrinting サービスを実行することはできません。
QlikView サーバーとローカル QlikView 接続の相違点
QlikView Server に接続すると、以下の利点があります:
- パフォーマンスの改善
- 安定性の向上
- セクション アクセス
- セキュリティの強化
- 自動データ更新 (メタデータのロードをトリガーする必要がない)