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ライセンス サービス プロキシのセットアップ

Qlik NPrinting ライセンス サービスとライセンス バックエンド間の通信をプロキシで処理できます。

Qlik NPrinting ライセンス サービスは Qlik NPrinting February 2020 以降のリリースに含まれており、Qlik NPrinting が署名済みキー ライセンスを使用してアクティブ化されるときに使用されます。Qlik NPrinting ライセンス サービスは、ライセンスに関する情報を保存し、Qlik によってホストされるライセンス バックエンド サービスと通信して、製品のアクティベーションと権限管理を行います。ポート 443 は、ライセンス バックエンド サービスへのアクセスとライセンス情報の取得に使用されます。

Qlik NPrinting February 2020 以降では、Qlik NPrinting ライセンス サービスと Qlik ライセンス バックエンド間の通信をプロキシで処理するように構成できます。

Qlik NPrinting では、Qlik NPrinting ライセンス サービスのプロキシの設定は、コマンド ライン パラメータを使用して行われます。HTTP スキームと HTTPS スキームの両方がサポートされています。

Qlik NPrinting June 2020 以降では、HTTP トンネルを介して通信するときのライセンス サービスへの NTLM と基本認証機能を使用できます。これにより、トンネリング プロキシで認証を要求し、より安全な環境を構成できます。

匿名認証

以下を実行します。

  1. デフォルトで次の場所にある service.conf ファイルに移動します。

    %Program Files%\NPrintingServer\NPrinting\License\license.config

  2. 次の行を見つけて、コメントを外します。

    <!-- <add key="proxy-uri" value="https://localhost:8888" /> -->

  3. value 属性をプロキシ アドレスに変更します。

    <add key="proxy-uri" value="https://example.com:8080" />

  4. ファイルを保存して閉じます。
  5. Qlik NPrinting ライセンス サービスを再起動します。

プロキシの基本認証の設定

プロキシの基本認証を設定するには、次の手順を実行します。

  1. Qlik NPrinting ライセンス サービスを停止します。
  2. デフォルトで次の場所にある service.conf ファイルに移動します。

    %Program Files%\NPrintingServer\NPrinting\License\license.config

  3. 次の行のコメントを解除します。

    <!-- <add key="proxy-uri" value="https://localhost:8888" /> -->

    <!-- <add key="proxy-basic-authentication" value="true" /> -->

    <!-- <add key="proxy-username" value="username-without-domain" /> -->

  4. proxy-uriproxy-username の値を設定します。
  5. プレーン テキストのパスワードを使用するには、次のコメントを解除します。

    <!-- <add key="proxy-password" value="clear-text-password" /> -->

  6. proxy-password の値を設定します。
  7. 暗号化されたパスワードを使用するには (推奨) 次のコメントを解除します。

    <!-- <add key="proxy-encrypted-password" value="script-generated-password" /> -->

  8. powershell を開き、次の場所にあるパスワード暗号化スクリプトを実行します。

    %Program Files%\NPrintingServer\NPrinting\License\lEncrypt-Password.ps1

    次のコマンドを使用します。

    Encrypt-Password.ps1 -password clear-text-password

  9. コマンドからの出力をタグの value 属性として設定します。
  10. ファイルを保存して閉じます。
  11. Qlik NPrinting ライセンス サービスを再起動します。

構成例:

<appSettings>
<!--=========================================
License options
=========================================-->
<!--To be enabled if proxy tunneling is required-->
<add key="proxy-uri" value="https://localhost:8888" />
<!--NTLM authentication settings for proxy tunneling-->
<!--Enable Basic authentication-->
<add key="proxy-basic-authentication" value="true" />
<!--Enable NTLM authentication-->
<!-- <add key="proxy-ntlm-authentication" value="true" /> -->
<!--Domain for authentication-->
<!-- <add key="proxy-domain" value="windows-domain" /> -->
<!--Username for authentication (without domain)-->
<add key="proxy-username" value="myUser" />
<!--Encrypted password as generated by  Encrypt-Password.ps1 -password [user password]-->
<add key="proxy-encrypted-password" value="ASDHJNCE243454NNJFWEJFJKFSD8U843RJKJCNDWC98RFNSDJVSKJDVR8UFVC9SJV09439FJSDJVOIHVSKV" />
<!--Clear text password, if encrypted version cannot be used-->
<!-- <add key="proxy-password" value="clear-text-password" /> -->
</appSettings>

プロキシの NTLM 認証の設定

  1. Qlik NPrinting ライセンス サービスを停止します。
  2. デフォルトで次の場所にある service.conf ファイルに移動します。

    %Program Files%\NPrintingServer\NPrinting\License\license.config

  3. 次の行のコメントを解除します

    <!-- <add key="proxy-uri" value="https://localhost:8888" /> -->

    <!--<add key="proxy-ntlm-authentication" value="true" />-->

    <!--<add key="proxy-domain" value="windows-domain" />-->

    <!-- <add key="proxy-username" value="username-without-domain" /> -->

  4. proxy-uriproxy-domain、そして proxy-username の値を設定します。
  5. プレーン テキストのパスワードを使用するには、次のコメントを解除します。

    <!-- <add key="proxy-password" value="clear-text-password" /> -->

  6. proxy-password の値を設定します。
  7. 暗号化されたパスワードを使用するには (推奨) 次のコメントを解除します。

    <!-- <add key="proxy-encrypted-password" value="script-generated-password" /> -->

  8. powershell を開き、次の場所にあるパスワード暗号化スクリプトを実行します。

    %Program Files%\NPrintingServer\NPrinting\License\lEncrypt-Password.ps1

    次のコマンドを使用します。

    Encrypt-Password.ps1 -password clear-text-password

  9. コマンドからの出力をタグの value 属性として設定します。
  10. ファイルを保存して閉じます。
  11. Qlik NPrinting ライセンス サービスを再起動します。

構成例:

<appSettings>
<!--=========================================
License options
=========================================-->
<!--To be enabled if proxy tunneling is required-->
<add key="proxy-uri" value="https://localhost:8888" />
<!--NTLM authentication settings for proxy tunneling-->
<!--Enable Basic authentication-->
<!--<add key="proxy-basic-authentication" value="true" />-->
<!--Enable NTLM authentication-->
<add key="proxy-ntlm-authentication" value="true" />
<!--Domain for authentication-->
<add key="proxy-domain" value="domain" />
<!--Username for authentication (without domain)-->
<add key="proxy-username" value="user" />
<!--Encrypted password as generated by  Encrypt-Password.ps1 -password [user password]-->
<add key="proxy-encrypted-password" value="ASDHJNCE243454NNJFWEJFJKFSD8U843RJKJCNDWC98RFNSDJVSKJDVR8UFVC9SJV09439FJSDJVOIHVSKV" />
<!--Clear text password, if encrypted version cannot be used-->
<!-- <add key="proxy-password" value="clear-text-password" /> -->
</appSettings>

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