タスクの実行
[タスクの実行] ページには、Qlik NPrinting サーバータスクに関連する詳細が表示されます。
[タスクの実行] ページを開くには、[管理] をクリックして [タスクの実行] を選択します。
[タスクの実行] の時間は、ログインしたユーザーのタイムゾーンに応じて表示されます。これらは Qlik NPrinting サーバー のタイムゾーンとは異なります。タイムゾーンを変更するには、右上にあるユーザー名をクリックして [設定] を選択します。
実行の段階
公開タスクには 3 つの段階があります。
- コンテンツの解決:Qlik NPrinting は、QlikView または Qlik Sense から、レポートの作成に必要なデータを取得します。
- コンテンツの生成:Qlik NPrinting はレポートを作成します。
- 公開: レポートは、タスク設定に従って配信されます。
これらの手順は、レポートとユーザーのそれぞれの組み合わせに対して順に実行されます。これらの手順は異なるレポートで平行して実行され、複数のレポートが同時に同じステージで実行される場合があります。
タスクのフィルター
デフォルトでは、処理中および終了したすべてのタスクが表示されます。タスクを表示、タスクの種類、または日付範囲でフィルターできます。また、タスク名で検索することもできます。列のヘッダー タイトルの横にある黒い三角形をクリックすると、列のアイテムがアルファベット順に並べ替えられます。
[表示] ドロップダウン リストには、次のオプションがあります。
- すべての実行
- 処理中
- 完了
[タスクの種類] ドロップダウン リストには、次のオプションがあります。
- フィルターと受信者のインポート
- レポートの公開
- 接続キャッシュの生成
- レポート テンプレートの生成: このタスクは QlikView NPrinting 16 レポート テンプレートの移行に関連しています。参照先:移行ツールの使用。
- 項目値の検索: キャッシュが作成されていないフィールドの追加中に [検索] ボタンをクリックすると、Qlik NPrinting がタスクを起動し、キャッシュが作成されていない値を取得します。
[日付範囲] ドロップダウン リストには、次の 2 つがあります。
- [作成日時]:
- 作成日時
- 最終更新日
- [すべて]:
- すべて
- 今日
- 昨日
- 今週
- 今月
- 過去 7 日間
- 過去 30 日間
[カスタム]: 特定の日付範囲を設定できます。
名前で検索するには、右側の検索フォームに探しているタスク名を入力します。タスクのリストが動的にフィルターされます。
タスクの実行ステータス
フィールド | 説明 |
---|---|
タスク名 | タスクの名前。 |
タスクの種類 | タスクの種類。 |
ステータス |
点滅しているステータスは、タスクが実行中であることを意味します。点灯しているステータスは、タスクが終了したか、またはタスクの実行が中断されて、警告、失敗、中止のいずれかのステータスであることを意味します。 |
進捗状況 | 公開完成のパーセンテージ。コンテンツの解析およびコンテンツ生産中は、進捗状況は 0% のままとなります。公開が開始するか、条件評価がエラーを返すと、パーセンテージが増え始めます。つまり、一部のレポートが作成されず、終了済としてカウントされます。 |
作成日時 | タスクが作成された日付と時刻。 |
最終更新日 | タスクが最後に更新された日付と時刻。 |
ページの下部の [ボタン数] をクリックして、表示される列の数を変更できます。
ステータスにはいくつかの種類があります。
-
警告 (点滅のみ): 一部のレポートが正しく作成されていますが、いくつかの問題があります。
タスクはまだ実行中です。
-
警告 (固定のみ): 一部のレポートが正しく作成されていますが、いくつかの問題があります。
タスクは警告ステータスで完了しましたが。
- エラー: すべてのレポートに問題があります。
- 実行中 (点滅のみ): すべてが上手く進んでいますが、タスクはまだ実行中です。
- 完了 (点灯のみ): すべてのレポートが正しく作成され、配信されました。
- キュー: タスクは実行を待機中です。
- 中止: ユーザーが [タスクの詳細] ページの [中止] ボタンを押したため、タスクの実行は手動で中止されました。
タスク実行の詳細
タスク名をクリックし、[詳細ページ] を開きます。詳細ページは 3 つのセクションに分かれています。
- 概要
- 統計情報
- ログ
このページを開くときは、すべてのログが読み込まれるまで待つ必要があります。これには数秒かかる場合があります。
概要
このセクションには、タスクに関する基本情報が含まれます。
- タスク名
- タスクの種類
- ステータス
- 進捗状況
- 作成日時
- 最終更新日
統計情報
2 番目のセクションには、タスクの統計情報が表示されます。
フィールド | 説明 |
---|---|
経過時間 | タスクが開始してから、または最後にタスクが再開してからの経過時間。タスクに時間付きの更新がある場合にのみ更新されます。タスクがブロックされている場合、経過時間は更新されません。すべての種類のタスクを表示します。 |
開始した解析 | コンテン解析手順が開始したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
終了した解析 | コンテンツ解決手順が終了したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
開始プロダクション | コンテンツ生産手順が開始したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
終了プロダクション | コンテンツ生産手順が終了したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
開始した公開 | 公開手順が開始したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
終了した公開 | 公開手順が終了したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
レポートの失敗 | 実行手順で失敗したレポートの数。公開レポート タスクでのみ表示されます。 |
ログ
タスクの詳細ページの最後のセクションには、詳細なログが含まれます。各ログの構成要素は次のとおりです。
フィールド | 説明 |
---|---|
日付と時刻 | ログが生成された日付と時刻を Qlik NPrinting サーバータイムゾーンで表します。 |
レベル | ログ レベルは記録されたイベントの重大度に関するヒントです。「Error」または「Warn」という値は、何かがうまくいっておらず調査が必要なことを意味します。「Info」という値は、イベントが正しく終了したことを意味します。 |
説明 | ログで記録されたアクションの詳細な説明。 |
ログの ID からレポートを取得
レポート ID はタスク実行の詳細ページのログでは決定されません。レポート名は表示されず、それらを取得する必要があります。
以下を実行します。
- タスクの詳細ページを開きます。
- 解析したいレポート ID を選択してコピーします。
- タスクの公開ページへ移動します。
- 元のログに関連するタスクの公開ページを開きます。
- 利用可能なレポートのいずれかを開きます。
- コピーしたレポート ID を貼り付け、URL の最後の部分 (最後のバックスラッシュより右にある文字列) を置き換えます。
- Enter キーを押します。
タスクの中止
タスクの実行はいつでも中止できます。
以下を実行します。
- タスク名をクリックします。
- 右上隅にある [中止] ボタンをクリックします。
- タスクの実行が中止され、[中止] ステータスが表示されます。
タスク設定の変更
管理者は、レポートまたは変数がレンダリングされない場合の処理を設定できます。タスク通知メールを受信するよう選択することもできます。
要件
メールによるタスク通知を設定するには、その前に NewsStand および Qlik NPrinting ウェブ コンソール の URL 設定が構成されていることを確認します。URL を構成しないと、通知メール内のリンクが機能しません。
以下を実行します。
- メイン メニューで [管理] > [設定] を選択します。
- [システム] ボタンをクリックします。
- [Web Console URL] (ウェブ コンソールの URL) に、ポート番号を含む Qlik NPrinting ウェブ コンソール の URL を入力します。ポート番号を含む URL は、Qlik NPrinting ウェブ コンソール ブラウザーのアドレス バーからコピーできます。
- [NewsStand URL] (NewsStand の URL) に、ポート番号を含む NewsStand の URL を入力します。
- [更新] をクリックします。
エラー処理: レポート
既定では、レポートの生成に失敗した場合、受信者は予定されたメールを受け取ります。レポートの代わりに、ユーザーにはエラー メッセージおよび管理者に問い合わせるようにとの指示が表示されます。管理者はこの動作を無効化し、レポートが失敗した場合にメールが送信されないようにすることができます。レポートの失敗は、エラーとしてログ ファイルに表示されます。
この動作を無効化した場合でも、少なくとも 1 つのレポートが正常に作成されたときには、メールが送信されます。
例:
1 つのタスクに 3 人のユーザーがいます。このタスクでは各ユーザーに 2 つのレポートがあり、メールで送信されます。
- ユーザー A: レポートの生成に成功しました。
- ユーザー B: 1 つのレポートの生成に失敗しました。
- ユーザー C: すべてのレポートの生成に失敗しました。
この場合、以下のようになります。
- ユーザー A は 2 つの添付ファイルが含まれたメールを受け取ります。
- ユーザー B は 1 つの添付ファイルが含まれたメールを受け取ります。それらで失敗の報告に関する言及はありません。
- ユーザー C はメールを受け取りません。
以下を実行します。
- メイン メニューで [管理] > [設定] を選択します。
- [タスク] ボタンをクリックします。
- [メール配信エラー] で [タスクの公開が 1 つ以上のレポートを生成できない場合] を選択します。以下のオプションから選択してください。
受信者は、失敗したレポートを一覧表示したメッセージ付きの成功したレポートを受信します
受信者は、エラー メッセージ無しの成功したレポートを受信します
情報メモすべてのレポートが失敗した場合、 受信者はメールを受信しません。
- [更新] をクリックします。
エラー処理: 変数
管理者は、メールで変数が解決されない場合の処理を設定できます。
以下を実行します。
- メイン メニューで [管理] > [設定] を選択します。
- [タスク] ボタンをクリックします。
- [メール配信エラー] で [タスクの公開が変数タグを解決できない場合] を選択します。以下のオプションから選択してください。
- そのままのタグでメールを送信
- タグを削除してメールを送信
- メールを送信しない
- [更新] をクリックします。
タスク実行通知
タスクが成功、エラー、または警告で終了した場合に、通知を受信することができます。通知は複数のメール アドレスに送信できます。
以下を実行します。
- メイン メニューで [管理] > [設定] を選択します。
- [タスク] ボタンをクリックします。
- [通知] では、タスクが次のステータスで終了した場合に、メールを送信するよう選択できます。
- エラー
- 警告
- 成功
- [メール構成] で以下を追加してください:
- 差出人アドレス
- 差出人名
- 宛先
-
CC または BCC を追加する選択も可能です。
情報メモ複数の宛先、CC、または BCC のアドレスを追加するには、セミコロンを使用します。 - [更新] をクリックします。
- タスクに関する通知メールを受け取りたい場合は、それを有効化する必要があります。タスクを開き、[概要] の最下部に移動して、[タスク通知を送信] を選択します。