複数のサブジョブを並列実行
[Multi thread execution] (マルチスレッド実行)機能を使うと、ワークスペースでアクティブな複数のサブジョブを並列に実行できます。
情報メモ警告: この機能を有効にすると、globalMapオブジェクトの実装が同期化されます。それにより、globalMapオブジェクトを介して作成されたグローバル変数を使っている時に、スレッドセーフの問題からジョブを保護できるようになります。globalMapオブジェクトの詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。
以前のセクションで説明したように、ワークスペースで開かれたジョブはいくつかのサブジョブを含み、[OnSubjobOK]などのトリガーリンクを使って、実行順序をソートできます。ただし、依存項目が存在しない複数のサブジョブは、同時に起動するようにもできます。たとえば、次の図は1つのジョブに4つのサブジョブがあり、それらのサブジョブ間に依存項目がないことを示しています。
この例ではtRunJobコンポーネントを使用して、各サブジョブを呼び出します。
次にワークスペースで開かれているジョブの場合、サブジョブを並列に実行するには以下のようにします: