ルーチンを管理
ルーチンとは
ルーチンとは、多数のファンクションのあるJavaクラスのことです。一般にコードの解析に使用されます。
Talend Studioでは、頻繁に使用されるコード部分の保管または既存のファンクション部分の抽出を行い、ルーチン経由でそれらを呼び出せます。同じジョブ内または1つ(または複数)のジョブからルーチンを何度も呼び出せます。そのため、ルーチンによってデータ処理を最適化し、ジョブのキャパシティを改善します。また、この解析によって、発生する可能性のある問題の解決が容易になり、複数のジョブで使用されているコードをすばやく簡単にアップデートできます。
ルーチンにどのファンクションでも呼び出せるようにジョブを有効にしたい場合は、ジョブにコード依存項目を設定する必要があります。詳細は、ジョブにコード依存項目を設定およびジョブレットにコード依存項目を設定をご覧ください。
ルーチンには以下の2つのタイプがあります。ルーチンはすべて、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Code] (コード)ノードの下に保存されます。
- システムルーチン:Talend構文を使った最も一般的なJavaメソッドを採用する事前定義済みルーチンです。用途に応じて分類されています。
- ユーザールーチン: ユーザーが作成したか、システムルーチンを適合させたルーチンです。ユーザールーチンのタイプが2つあります:
- 内部ルーチン: カスタムルーチンjarにバンドルされているユーザールーチンです。特定のカスタムルーチンjarの下に作成されます。カスタムルーチンjarの詳細は、 カスタムルーチンJARを作成をご覧ください。
- グローバルユーザールーチン: カスタムルーチンjarにバンドルされていないユーザールーチンです。情報メモNote: デフォルトでは、Talend Studioの前のバージョンから移行されたユーザールーチンは ノードの下に保存されます。
ノードの下に作成されます。グローバルユーザールーチンを分類するためのフォルダーを作成できます。または、ジョブとジョブレットでこれらの依存項目を直接に設定できます。