パフォーマンスの環境設定: [Talend] > [Performance] (パフォーマンス)
Talend Studioの使用に応じて、パフォーマンスを設定できます。この設定は次のように行います。
手順
- メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)とクリックし、[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスを開きます。
-
Talendノードを展開し、[Performance] (パフォーマンス)をクリックして、該当するビューを表示します。
情報メモ注: 自動更新を無効にするとTalend Studioのパフォーマンスが向上します。
- オプション: リポジトリーの自動検出とアップデートを無効にするには、[Deactivate auto detect/update after a modification in the repository] (リポジトリーの変更後の自動検索/アップデートを非アクティブ化)チェックボックスをオンにします。
- オプション:
コンポーネントのプロパティフィールドの監査を有効にするには、[Check the property fields when generating code] (コード生成時にプロパティフィールドをチェック)チェックボックスをオンにします。正しく入力されていないプロパティフィールドがあると、デザインワークスペースのコンポーネントが赤色で囲まれます。
情報メモ注: コンポーネントのプロパティフィールドの検証を無効にすると、パフォーマンスを最適化できます。それには、[Check the property fields when generating code] (コード生成時にプロパティフィールドをチェック) チェックボックスをオフにします。
- オプション: ジョブを開いた時にコードが生成されるようにするには、[Generate code when opening the job] (ジョブを開いた時にコードを生成)チェックボックスをオンにします。
- オプション: ジョブまたはジョブレットをアップデートする時に最新バージョンのみが確認されるようにするためには、[Check only the last version when updating jobs or joblets] (ジョブまたはジョブレットのアップデート時に最終バージョンのみチェック)チェックボックスをオンにします。
- オプション:
リポジトリーコンテキストグループに新たに追加されたコンテキストをジョブにプロパゲートできるようにするには、[Propagate contexts added in repository context groups] (リポジトリーコンテキストグループに追加されたコンテキストのプロパゲート)チェックボックスをオンにします。
このオプションを有効にすると、コンテキストグループにコンテキストが追加され、まだジョブに同期されていない場合、リポジトリーコンテキストグループを使うジョブを開くたびに、コンテキストのプロパゲートを実行するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されます。
このオプションはデフォルトで無効になっています。
- オプション: リポジトリーコンテキストに変数の変更をプロパゲートすることを許可するには、[Propagate add/delete variable changes in repository contexts] (変数の追加/削除の変更をリポジトリーコンテキストにプロパゲート)チェックボックスをオンにします。
- オプション: データベース接続のタイムアウトを有効にするには、[Activate the timeout for database connection] (データベース接続のタイムアウトのアクティブ化)チェックボックスをオンにします。
- オプション: [Database connection timeout (seconds)] (データベース接続のタイムアウト(秒))フィールドで、データベース接続のタイムアウト値を指定します。
- オプション: 新規ジョブの作成時にすべてのユーザールーチンをジョブの依存項目に追加するには、[Add all user routines to job dependencies, when create new job] (新規ジョブの作成時にすべてのユーザールーチンをジョブの依存項目に追加)チェックボックスをオンにします。
- オプション:
Git管理プロジェクトで作業している時に、[Automatic refresh of locks] (ロックの自動更新)チェックボックスを選択して、Talend Studioで各アクションが行われるごとにプロジェクトに含まれているすべての項目のロックステータスをTalend Studioが自動的に取得できるようにします。Talend Administration Centerとの通信が低速になった場合、またはプロジェクトに非常に多くのロック済み項目が含まれている場合は、このチェックボックスをオフにすればTalend Studioのパフォーマンスが回復します。
- 利用対象:
- 対象製品:
- Big Data
- Big Data Platform
- Data Fabric
- Data Integration
- Data Management Platform
- Data Services Platform
- ESB
- MDM Platform
- Real-Time Big Data Platform
- オプション:
[Default connection timeout (seconds)] (デフォルト接続タイムアウト(秒))フィールドでタイムアウト値を設定すれば、接続に問題がある場合に、Talend Studioがサーバー(Talend Management Console、Talend Remote Engine、Talend Administration Center、Talend JobServer、およびGitなど)への接続を再試行する期間を定義できます。
デフォルト値は5秒です。0を入力すると接続タイムアウトが無効になり、再試行が無限に行われます。
- オプション:
[Default read timeout (seconds)] (デフォルト読み取りタイムアウト(秒))フィールドでタイムアウト値を設定すれば、Talend Studioがタイムアウト例外を返す前にサーバー(Talend Management Console、Talend Remote Engine、Talend Administration Center、Talend JobServer、およびGitなど)からのレスポンスを待つ期間を定義できます。
値を小さくするとTalend Studioのパフォーマンスが向上し、値を大きくすると、接続タイムアウトの例外が頻発せずに済みます。デフォルト値は60秒で、0に設定すると読み取りタイムアウトがなくなります。
アーティファクトリポジトリー接続のタイムアウトもこのフィールドで指定できます。
- オプション: [Code Format timeout (seconds)] (コードフォーマットタイムアウト(秒))フィールドには、[Designer] (デザイナー)ビューから[Code] (コード)ビューに切り替える場合、またはジョブやルートを作成する場合など、コードの生成時にTalend Studioでソースコードのフォーマットを停止させる秒数を指定します。値は0より大きい整数でなければなりません。タイムアウト値を小さく設定すると、特にジョブまたはルートが膨大で複雑な場合など、ソースコードの読みやすさを犠牲にしてパフォーマンスの問題を防ぐことができます。
- オプション: [HBase/MapR-DB scan limit (for retrieving schema)] (HBase/MapR-DBスキャン制限(スキーマ取得の))フィールドで、すべてのHBase/MapR-データベース接続メタデータについて表示するカラムの数を指定します。