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tXMLMapの操作

情報メモ注: このセクションに入る前に、前のtMap のセクションをお読みになり Talend マッピングコンポーネントの基本を習得されることをお勧めします。

tXMLMapは、[Document] (ドキュメント)データ型を利用してXMLデータを処理するために最適化されており、多くの場合、階層データ(XML)とフラットデータの組み合わせで変換処理されます。[Document] (ドキュメント)タイプでは、完全なユーザー固有XMLフローが処理されます。tXMLMapを使用すると、入力または出力フローを必要なだけ視覚的にマップエディターに追加し、これらのフローで次のような操作が可能です。

  • データの多重化および逆多重化

  • あらゆるタイプのフィールドのデータ変換(特に、[Document] (ドキュメント)タイプ)

  • さまざまなモデルでのデータマッチング(たとえば、[Unique match] (完全一致)など。関連項目: 明示的結合を使用)

  • 入力および出力の両側で自動化されたXMLツリーの構築

  • 内部結合および左外部結合(関連項目: 内部結合を使用)

  • [Load once] (一括ロード)などのモデルを使用して、フラットデータやXMLデータを含めデータソースを横断的にルックアップ(関連項目:ルックアップを処理)

  • フィールドの連結と交換

  • 制約を利用したフィールドのフィルター処理

  • データのリジェクト

tMapと同様、マップエディターを使用して操作を行う必要があります。マップエディターを開くには、デザインワークスペースのtXMLMapアイコンをダブルクリックするか、tXMLMapコンポーネントの [Basic settings] (基本設定) ビューの[Map Editor] (マップエディター)の横の[...]ボタンをクリックします。

tXMLMapおよびtMapでは、ほとんどの操作において共通のアプローチが使用されています。そのため以下のセクションでは、階層XMLデータの処理を専門に行うtXMLMapの操作についてのみ説明しています。

階層データに関連する操作は次のとおりです。

  • [Document] (ドキュメント)タイプを使用してXMLツリーを作成

  • 出力XMLデータを管理

  • XMLツリースキーマを編集する

以降のセクションでは、関連する詳細について説明しています。

情報メモ注: tMapとは異なり、tXMLMapではディスクのディレクトリーに一時データを保存するための[Store temp data] (一時データ格納)オプションは提供されません。このtMapのオプションの詳細は、tMapの使用におけるメモリ制限問題の解決をご覧ください。

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