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個別レポートでデータベースを設定

既定のレポートデータベース以外のデータベースには、個別のレポートを保存できます。

始める前に

Profilingパースペクティブを選択済みであること。

手順

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで[Reports] (レポート)を展開し、開くレポートをダブルクリックします。
    Talend Studio[Preferences] (環境設定)ウィンドウでデフォルトのレポートデータマートやコンテキスト接続を定義済みであれば、接続設定にはそのデフォルトのデータマートやコンテキスト変数の値があらかじめ入力されています。詳細は、遠隔データベースをセットアップをご覧ください。
  2. [Context] (コンテキスト)ビューが表示されない場合:
    1. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Show View...] (ビューを表示...)とクリックします。
    2. [Profiling] (プロファイリング)を展開し、[Context] (コンテキスト)をダブルクリックします。
      [Context] (コンテキスト)ビューが表示されます。
      [コンテキスト]ビューの概要。
  3. コンテキストデータマート接続を設定するには、[Context] (コンテキスト)ビューの [Manage variables] (変数を管理)をクリックします。
  4. Talend Studio[Repository] (リポジトリー)でコンテキスト変数を選択し、OKをクリックします。
  5. データマート接続を設定:
    • [DB Type] (DBタイプ)リストから、現在のレポート結果を保存するデータベースを選択します。
    • 個々の接続フィールドかUrlフィールドで、接続パラメーターを定義します。Urlフィールド内のパラメーターを変更すると、個々のフィールド内のパラメーターも自動的に変更されます。逆も同様です。
    データベース 詳細
    MySQL [DB Name] (DB名)フィールドに対して、次を行います。
    • 新しいデータベース名(カタログ)を入力します。カタログが作成され、分析やレポートを保存するために必要なテーブルが生成されます。
    • デフォルトのデータベース名(talend_dq)を使用します。このデータベースで、すべての分析と生成されたレポートの結果にアクセスできます。
    • データベースに存在するデータベース名を入力します。

      このデータベースにデータマートストラクチャーがない場合は作成されます。

      データマートストラクチャーが既に存在し、かつ現在のものよりも古いバージョンであれば、そのデータマートストラクチャーはアップデートされます。

      データマートストラクチャーが既に存在するものの、現在のものよりも新しいバージョンであれば、そのデータマートストラクチャーは使用できません。
      情報メモ要確認: 名前にドット( . )が使われているMySQLデータベース名も使用できます。
      Azure Database for MySQLデータベースに接続できます。
    Oracle SID

    Oracleサービス名

    Oracle OCI

    • [SID]フィールドか[Service Name] (サービス名)フィールドに既存のデータベース名を入力します。
    • [Schema] (スキーマ)フィールドに、[User] (ユーザー)フィールドで指定されたユーザーがアクセス可能なOracleスキーマを入力するか、空欄のままにしておきます。このフィールドを空欄にしておくと、定義されたユーザーのデフォルトスキーマにレポートが書き込まれます。
    情報メモ重要: スキーマの照合は大文字と小文字を区別する必要があります。区別しない場合は、カラムが分析されないままレポートに含まれない可能性があります。詳細は、Oracleドキュメンテーションをご覧ください。
    PostgreSQL
    • 接続情報をデータベースに入力します。
      情報メモ要確認: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。
    • PostgreSQL用のAzureデータベースやAzure SQLデータベースに接続できます。PostgreSQL用のAzureデータベースに接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドでusername@hostname構文を使い、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドは空のままにしておきます。
    • データマートを作成する場合、使用できるのはPostgreSQLのデフォルトスキーマのみです。
    Microsoft SQL Server
    • 接続情報をデータベースに入力します。
      情報メモ要確認: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。

      定義されたデータベースにレポートが書き込まれるよう、指定されたユーザーに十分なシステム権限があることを確認します。

    • データマートを作成する場合は、Microsoft SQL Serverのデフォルトスキーマのみ使用できます。
    • Windows認証を使って接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドを空のままにしておきます。

      レポートと分析結果を保存するためにMicrosoft SQL Serverデータベースへの接続を作成する場合は、Microsoft のドライバーと[Open source JTDS] (オープンソースJTDS)のドライバーの両方がサポートされます。

    • Microsoft SQL Serverデータベースでは、大文字小文字を区別しない照合を使用してください。そうでないと、レポートの生成に失敗することがあります。java.sql.SQLException: Invalid column name 'rep_runtime'というエラーが発生することがあります。照合ルールについては、Microsoftのドキュメンテーション (英語のみ)をご覧ください。
    • Microsoft SQL Serverデータベースの接続を設定するための詳細は、一部のデータベースについて必要な知識をご覧ください。
  6. [DB Type] (DBタイプ)リストでHSQLを選択していない場合は、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドで接続の追加プロパティを指定します。
    MySQL 8データベースに接続する時は、useSSLrequireSSLserverTimezoneのプロパティを設定します。たとえば、useSSL=false&requireSSL=false&serverTimezone=UTCと入力します。
    Azure SQLデータベースに接続する時は、ssl=requireと入力します。
  7. [Database Connection Settings] (データベース接続設定)タブで[Check] (チェック)をクリックし、接続のステータスを表示させます。
    データベース(カタログ)が存在しない場合は作成するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
    レポートエディターで定義するデータベースのバージョンがTalend Studioのバージョンよりも古い場合は、アップグレードするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
  8. OKをクリックして、メッセージを閉じます。
    確認のメッセージが表示されます。
  9. OKをクリックして、確認のメッセージを閉じます。
  10. レポートエディターツールバーにある保存アイコンをクリックして、データベースの設定を保存します。
    レポートタブでの[保存]アイコンの場所。
  11. 現在のレポートを実行します。
    定義されたデータベースにレポートが書き込まれます。
    新しいデータベース接続への接続に失敗した場合、レポートは[Preferences] (環境設定)ウィンドウで定義されたデータベースに書き込まれます。詳細は、遠隔データベースをセットアップをご覧ください。

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