Talend CIゼロインストールワークフロー
Talend CIゼロインストールワークフローという概念に基づき、CI/CDの実装はフリクションレスです。必要となるTalend CommandLineは、ビルドプロセス中にオンデマンドでダウンロードおよびインストールされます。
Talend Studio/CommandLineはEclipseプラットフォームでビルドされています。ゼロインストールワークフローは、Eclipse P2プロビジョニングシステムに基づいています。P2によって、Eclipseプラットフォームでのアプリケーションのインストールを自動化できます。詳細は、Equinox p2のドキュメンテーションをご覧ください。
Talend CommandLineの自動ダウンロードとインストールは、CI Builderと呼ばれるTalendビルダーのMavenプラグインを使って行われます。
全体のワークフローは次の図のようになります。
- CI Builderプラグインがない場合は、Maven設定ファイルで参照されているpluginRepositoriesからダウンロードされます。
- CI BuilderはTalend CommandLineがローカルにインストールされているかどうかをチェックします。インストールされていない場合は、Talendアップデートサイトを使ってダウンロードとインストールを行います。
- インストールされているTalend CommandLineのバージョンが最新ではない場合は、マンスリーマンションアップデートを適用できます。