ジョブまたはルートのバージョンを一元的に一度に編集し、指定のバージョンでデプロイメントおよび公開する方法。プロジェクト全体を一定のバージョンでリリースするには、Talend Studioから一部のMavenパラメーターを編集する必要があります。
始める前に
プロジェクト内に複数のジョブまたはルートが作成済みであること。
手順
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Talend Studioのツールバーから[Project Settings] (プロジェクト設定)アイコンをクリックし、対応するウィンドウを開きます。
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の順にメニューを開きます。
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項目のバージョンを必要に応じて変更します。
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すべてのジョブとルートに一度に同じバージョンを適用する場合:
編集する項目をリポジトリービューで選択します。
[Project Version] (プロジェクトバージョン)テキストフィールドでバージョンの値を編集し、[Apply version] (バージョンの適用)をクリックします。
例: バージョン
1.0.0-SNAPSHOTがリリース時に
1.0.0に変更されます。
情報メモヒント: [Use snapshot] (スナップショットを使用)チェックボックスをオンにすると、バージョン値を変更しなくても、すべての項目に-SNAPSHOTサフィックスを自動的に追加されます。
- 各ジョブとルートに一度に別々のバージョンを適用する場合:
編集するジョブとルートをリポジトリービューで選択し、[Update the version of each item] (各項目のバージョンをアップデート)をクリックします。
テーブルの
[New version] (新バージョン)カラムでバージョンを編集します。
情報メモヒント: 項目のバージョン、およびそれらをデプロイするために使用するグループIDを、ジョブまたはルート設定の[Deployment] (デプロイメント)タブから個別に編集することも可能です。
- ジョブまたはルートに使用するバージョンを適用する場合:
編集するジョブとルートをリポジトリービューで選択し、[Use job versions] (ジョブバージョンを使用)をクリックして、項目のバージョンをデプロイされるアーティファクトのバージョンとして使用します。
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オプションとして、特定の時点でバージョンの値をすべてのPOMファイルに自動的にプロパゲートするには、で[Force full resynchronize POMs] (POMを強制的に完全再同期)ボタンをクリックします。
パフォーマンス上の理由により、バージョン8以降ではプロジェクトのPOMファイルはデフォルトでは保存されませんが、必要であれば簡単に生成およびアップデートできます。詳細は、
このドキュメンテーションをお読みください。
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[OK]をクリックして変更を保存し、ウィンドウを閉じます。
タスクの結果
プロジェクト項目を継続的インテグレーションサーバーに(リリース時などに)再公開すると、その項目は、Talend Studioのプロジェクト設定から一元的に定義したバージョンと共に公開されます。
Talend Studioでジョブまたはルートをビルドする方法は、ジョブをビルドとルートをビルドをご覧ください。
https://help.talend.com/ja-JP/software-dev-lifecycle-best-practices-guide/8.0/ci-buildまたは外部の継続的インテグレーションサーバー経由でジョブを公開および実行する方法については、ビルドとデプロイをご覧ください。