Talend Management Console
新機能
機能 | 説明 |
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マルチテナントのSSO設定 | Talend Management Consoleで複数のアカウント(複数のテナント)にSSOを設定する必要がある場合は、それぞれのアカウントIDを使って、SSOアプリケーションで各アカウント固有のエンティティIDを定義します。たとえば、上記のAWS USリージョンのエンティティIDはhttps://iam.us.cloud.talend.com/oidc/ssologin/<your_account_ID>となります。 Talend Cloudを使うためにシングルサインオン(SSO)を設定する方法は、Talend Cloudシングルサインオン(SSO)設定ガイドをご覧ください。 |
新しいタスクロギングアーキテクチャー | タスクロギングのアーキテクチャが再デザインされ、Talend Management Consoleでさらに充実したログ体験を実現します。 この新しいデザインの構成は次のとおりです。
詳細は、次の情報とRemote Engine固有のセクションをご覧ください。
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ログを管理できる新しいページ |
[Run Overview] (実行概要)という新しいページに、次の項目が表示されます。
[Logs] (ログ)タブでは次の操作が可能です。
Remote Engine 2.11.0ではログのロードが速くなりますので、アップグレードをお勧めします。 ログがJSON形式でエクスポートされるようになりました。 [Job] (ジョブ)タブには、タスクデザインと実行パラメーターが表示されます。
[Run overview] (実行概要)ページにアクセスするためには、[Operations] (操作)タブに移動してタスクをクリックします。 |
FATALログレベルのサポート |
Remote Engine V2.11.0以降では、FATALタイプのエラーがTalend Management Consoleの実行ログに明示的に表示されるようになりました。 このFATALログレベルにフィルターを適用することはできませんが、明示的に表示されるため、さまざまな重大度レベルのエラーを簡単に識別できます。 この表示が不要な場合は、Remote_Engine_installation/etc/org.talend.ipaas.rt.jobserver.client.cfgファイルのjob.log.fatal.levelパラメーターをfalseに変更します。 |
タスクとプランスケジュールの新しいカラム | [Tasks and plans] (タスクとプラン)ページからタスクとプランスケジュールを確認できるようになりました:[Trigger] (トリガー)という新しいカラムは追加されて、デフォルトで表示されます。 スケジュールの詳細は、[Triggers and plans] (トリガーとプラン)アイコンをクリックできます。 |
新しいタスクステータス | タスクの実行または停止前に、[Pending] (保留中)ステータスになります。 |
外部Amazon S3バケットに実行ログを保存 | この機能は非推奨となりました。ログのエクスポートにはAPIを使用してください。 APIの詳細は、https://api.<env>.cloud.talend.com/tmc/swagger/swagger-ui.htmlをご覧ください。 <env>はお使いのクラウドリージョンの名前です。リージョン名がわからない場合は、Talend CloudのリージョンとURLをご覧ください。 |
Public APIのバージョン |
R2020-05リリース以来、v1.x Public APIは非推奨となり、11月のリリース(R2021-11)から削除される予定です。APIプログラムをv1.xから最新のv2.x Public APIに移行する場合に、次のエンドポイントをアップデートする必要があります
https://api.<your_environment>.cloud.talend.com/tmc/swagger/swagger-ui.htmlで最新のPublic APIに関する説明をご覧ください。 |
Talend Cloud Migration Platform | Talend Cloud Migration Platformはバージョン3.7.0にアップグレードされました。
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API
Talend Management Consoleでタスクを実行した際のログ管理を自動化できる新しいAPIを導入しました。
メソッド | エンドポイント | 説明 | クエリーパラメーター |
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GET | /executions/{runId}/logs | 指定されたタスク実行のログを取得します。 |
これらのパラメーターはすべてオプションです。 |
POST | /executions/{runId}/logs | 指定されたタスク実行のフルログを生成し、ダウンロードトークンをこのログに返します。 このトークンの有効期間は1時間です。 |
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POST | /executions/{runId}/logs/status | 生成されたログのステータスをチェックし、ダウンロードURLを返します。 ボディにダウンロードトークンを記録します。 |
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このようなAPIのうち、ドキュメント化されているユースケースについては、タスクを監視 (英語のみ)をご参照ください。
バグ修正
修正によっては、内部の問題にリンクされているためTalend以外のユーザーには表示されないものがあります。
問題 | 説明 |
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TDOPS-1011 | リソースパラメーターが見つからないため、タスクを実行できなかった |
TMC-17830 | Talend Studioバージョンに応じて、使用できるアーティファクトのバージョンが異なった |
TMC-24747 | FATALタイプのエラーが実行ログに表示されるようになった |
TMC-25059 | ログにタスクが実行されたと示されているにもかかわらず、タスクのステータスがまだ実行中だった |
TPOPS-2230 |
Eclipse Jetty DoSが9.4.43.v20210629にアップグレードされた |
TPOPS-2264 | クラスター内のRemote Engineの名前が表示されなかった |
TPOPS-2276 |
POSTというAPIの/executionsエンドポイントでコンテキストパラメーターが考慮されなかった |
TPOPS-2288 | タスクが開始できなかったにもかかわらず、プランの実行が続いた |
TPOPS-2343 |
APIを使って、プランを実行する場合に、タイムスタンプの形式が正しくなかった |
TPOPS-2381 | TMC APIの[Deployment Strategy] (デプロイ戦略)が正しくなかった |
TPOPS-2465 | [Run overview] (実行概要)ページにログが表示されなかった |
Talend Management Consoleの開始にあたっては、Talend Management Consoleユーザーガイドをご覧ください。