メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

ESB: 既知の問題と制限事項

インストーラー

問題

対処方法

対象製品

デフォルトでは、macOS Sierraによりダウンロードされたすべてのファイルが隔離される。そのため、Studioを実行できない場合がある。
  1. Talend Studioを通常どおりに展開します。
  2. Talend Studioを展開したフォルダーで[Terminal] (ターミナル)ウィンドウを開きます。
  3. コマンドxattr -d com.apple.quarantine *またはxattr -c *のどちらかを実行します。
  4. Talend Studioを通常どおりに起動します。

ESBを伴うTalendの全製品

Mac OS Xの新バージョンを使用しているユーザーは、Talend製品をインストールするためにGatekeeperの設定をアップデートしなければならない場合があります。GatekeeperはOS X 10.7.5から利用できる。
  1. Appleアイコンをクリックし、[System Preferences] (システムの環境設定)をクリックします。
  2. [System Preferences] (システムの環境設定)の下で、[Security & Privacy] (セキュリティとプライバシー)をクリックします。
  3. [Security & Privacy] (セキュリティとプライバシー)の下で、[General] (一般)タブをクリックします。
  4. [Click the lock to make changes] (変更するにはロックをクリック)の横にあるロックアイコンをクリックし、管理者権限のあるアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。セキュリティ設定を変更できるのは管理者のみです。
  5. [Allow apps download from] (アプリのダウンロード元として許可する)の下で、[Anywhere] (すべて)ラジオボタンをオンにして、開いたダイアログボックスで選択を確定します。
  6. すべてのウィンドウを閉じると、Macは[Security & Privacy] (セキュリティとプライバシー)の設定を再び自動的にロックします。
  7. 通常のインストール手順に従ってTalend Studio (または目的とするその他の実行可能ファイル)をインストールします。Talend-Studio-macosx-cocoa.appファイルをダブルクリックすると、インターネットからダウンロードされたアプリケーションであることを示す警告メッセージが表示されますが、[Open] (開く)をクリックすると、その後は中断されることなくインストールできます。
  8. インストールプロセスが完了したら、必要に応じて上記の手順を繰り返して[Security & Privacy] (セキュリティとプライバシー)の設定を元の値に戻すこともできます。

ESBを伴うTalendの全製品

Talend RuntimeTalend JobServerを同じサーバーにカスタムインストールすると、ポートが競合してしまうことがある

Talend RuntimeTalend JobServerをサービスとして同じマシンにインストールする場合は、スタンドアロンであるTalend JobServerのポートを変更する必要があります。変更しないと、これらのポートは Talend Runtimeに含まれているTalend JobServerと競合します。これは、後者も同じデフォルトスポートをスタンドアロンのTalend JobServerとして使用していることが原因です。

対処方法としてまず、スタンドアロンのTalend JobServer Talend Runtime (これにもDIの使用のみを目的にTalend JobServerが含まれています)が本当に必要かどうか、または両方を同じマシンで使用する必要があるかどうかを検討ししてください。両方とも同じマシンで使用する必要がある場合は、スタンドアロンであるTalend JobServerのセットアップ中に必ず別のポートを使用するようにします(インストール中に設定ページが表示されます)。

ESBを伴うTalendの全製品

Studio

制限事項

説明

対象製品

Java PSUがサポートされていない TalendはJava CPUバージョンでのみサポートされており、Java PSUではサポートされていません。

一部のユーザーから、Talend StudioでJava PSUバージョン(jdk8_u92など)を使用した時に問題が発生したもの、Java CPUバージョン(jdk8_u91など)に戻すと問題が解決したという報告がありました。

このドキュメンテーション (英語のみ)もご覧ください。

ESBを伴うTalendの全製品

WS-I Basic Profile準拠のWSDLドキュメントしかサポートされていない Talend Studioで使用するには、WSDLサービスの説明はすべて、少なくともWS-I Basic Profileに準拠している必要があります。http://ws-i.org/deliverables/basicprofile.html (英語のみ)をご覧ください。他にも使用できるWSDLドキュメントがあるかもしれませんが、失敗する可能性は高くなります。

ESBを伴うTalendの全製品

Studioや関連のダッシュボード画面で提供されているActivity Monitoringコンソールを使い、tLogCatcher、tStatCatcher、tFlowMeterCatcherイベントを視覚化できます。Talend Enterprise ESBの場合、これらのコンポーネントとStudio内の関連する機能に関して考慮を必要とする制限事項がいくつかあります。
  • tLogCatcherはデータサービスとジョブで使用できますが、tLogCatcherコンポーネントはジョブに明示的に含める必要があり、この環境(Talend Runtime - OSGiコンテナー)では、ロギングにデータベースの使用を推奨します。
  • tStatCatcher (一部のコンポーネントの詳細設定に提供されているtStaCatcherオプションの使用を含む)とtFlowMeterCatcherは、[Keep Listening] (リスニングの継続)として定義されていないジョブでのみ使用でき、データサービスでは使用できません(そこではオペレーションが[Keep Listing] (リスニングの継続)ジョブに実装されている)。また、これらのコンポーネントはジョブに明示的に含める必要があり、この環境ではロギングにデータベースの使用を推奨します(Talend OSGiコンテナー)。
  • Activity Monitoringコンソールの機能全体によるtLogCatcher、tStatCatcher、tFlowMeterCatcherは、Studioでルートデザイナーを使用して開発したルート内で使用できません。つまり、cTalendJobで呼び出されたジョブはこれらのコンポーネントの使用がまったくサポートされていません。
  • AMCビューはTalend Enterprise ESB Studioで使用できますが、TACにおける関連するAMC Webコンソールは、DI製品を含むライセンスでのみ提供されています(たとえば、Talend Platform for Data Servicesのライセンス)。

ESBを伴うTalendの全製品

tWaitForXXXコンポーネントがTalend ESB Data ServicesとtRouteジョブではサポートされていない tWaitForFile、tWaitForSqlData、tWaitForSocketコンポーネントは、ESB Data Services (REST&SOAP)またはtRouteInputベースのジョブ(cTalendJobユースケース)での使用がサポートされていません。

ESBを伴うTalendの全製品

tRunJobのサポートが制限付きである tRunJobコンポーネントは制限付きでサポートされています。すなわち、S4 (マイナー)サポートケースのみ受け入れられ、パッチの提供はありません。データサービスとルート(cTalendJobを使用)内でtRunJobを使用する場合、サポートは"ベストエフォート"ベーシスでのみ提供されます。ほとんどの場合、クラスローディングの問題があり、これは解決できる場合もありますが、いつも解決できるわけではありません。

これは、tRunJobがサービス/ルートスタイル(ESB)のデプロイで機能するように設計されていないためです。そのため、これを使用する場合は、うまくいくケースも多くあるものの、正規のサポートを受けることができません。過去にtRunJobを使用した方には、ジョブデザインにジョブレットを使用するよう切り替えることをお勧めします。

DIと非ESBのユースケースでは依然として有用なコンポーネントであり、今後もこれまでと同様、フルサポートを受けることができます。

さらに、[Use dynamic job] (ダイナミックジョブを使用)オプションはESBルートまたはデータサービスにおいてまったくサポートされていません。

ESBを伴うTalendの全製品

データサービスジョブとルートではtParallelizeが動作しない tParallelizeコンポーネントはData Integrationジョブ用にデザインされています。並列リクエスト間ではスレッドセーフではなく、メモリとCPUが大量を消費してしまうので、データサービスジョブやルートのコンテキストでは使用しないでください。並列処理が必要な場合はルートを使用してください。

ESBを伴うTalendの全製品

問題

対処方法

対象製品

Route Builder Beanをパッケージ内で編成できない

ルートビルド内のBeanはルートビルダールートのJavaコードを追加するために使用できますが、現在はすべてのBeanが1つのパッケージ内に置かれています。

なし

ESBを伴うTalendの全製品

XML payloadのコンテンツが、トレースモードでもデバッグモードでも完全に表示されません。

データサービスジョブをトレース/デバッグモードで開始する時に、フローのドキュメントフィールドのコンテンツが完全には表示されない。XML payloadの最初の行だけが表示されます。

XMLデータを表示する必要がある場合は、tLogRowコンポーネントをモデル内の任意の場所に置きます。Talend Studioではこのコンポーネントを無効にすることもできます。そのため、Talend Studio内でテストするためには有効に、エクスポートまたは公開するためには無効にできます。

ESBを伴うTalendの全製品

ソースルート内のコンポーネントに対する変更がテストケースにプロパゲートされない

ルート内のコンポーネントの設定を変更した時に、関連するルートテストケースに変更が自動的にプロパゲートされない

テストケースを閉じ、再度開いてコンポーネント内の変更をテストケースにプロパゲートすることはできます。

ESBを伴うTalendの全製品

CI BuilderのMavenプラグインによってビルドおよびデプロイされるデータサービスとルートを制限するためにESB用のCIにフィルターを適用できます。ただし、ルートがcTalendJobを使用する時は、ジョブとルートがどちらもフィルター(条件)の一部である場合にのみ機能します。

ジョブにルートと同じ名前を付け、詳細をルート名の後ろに追加する方法をお勧めします。そうすることで、ルートとジョブが同じ開始名を持ち、この部分的な名前にフィルターが適用されます。または、この制限がないプロジェクト全体をビルドする方法もあります。

ESBを伴うTalendの全製品

ルートレットがcTalendJobをルートレット内に使用する機能をサポートしていない。

ルートレットはオプションとしての性格が強いため(いくつかのユースケースでは従来どおり重要です)、ルートレットをcTalendJob呼び出しが必要とされない部分に制限し、cTalendJob部分をメインルートに追加することをお勧めします。これが可能でない場合、妥当な対処方法は、ルートレットをやめて以下のどちらかの手順に従う以外にありません。

a) ルートレット部分を各ルートに再び追加する。

b) cVMエンドポイントを使用して、ルートレットをルートとしてモデル化する。次に、主ルートとこのサポートルートを2つの別々のルートとしてTalend Runtimeにデプロイする必要があります(最初に、以前ルートレットだったサポートルート、次にサポートルートを使用する主ルート)。この対処方法は、Talend Runtimeに対するOSGi Deploymentにのみ使用できます。Microserviceのデプロイには使用できません。現在、1つのMicroserviceが1ルートであるためです。Microserviceデプロイの場合は、ソケット、JMS、またはREST通信が必要になります。

ESBを伴うTalendの全製品

ランタイム

制限事項

対処方法

対象製品

Talend-LogServerを使用している時に、デフォルトで、イベントログが特定のセキュリティ保護なしで保存されます。そのため、(ネットワーク内のHTTP URL経由で)サーバーにアクセスできる全員にすべてのログが表示されます。 Talend Administration Centerのロギング画面とTalend Log Serverを無効化する方法は、Talend Help Centerで「Talend Administration Centerのロギングページでログイベントの表示を無効にする方法」の記事をご覧ください(https://help.talend.com (英語のみ))。

ESBを伴うTalendオンプレミス全製品

OpenID認証では、小文字のユーザー名のみサポートされます。ユーザー名に大文字が含まれている場合、Talend STS (Security Token Service)はユーザーが見つからないという例外を返す OpenID認証を使用する場合、ユーザー名はすべて小文字にする必要があります。

ESBを伴うTalendオンプレミス全製品

問題

対処方法

対象製品

OSGiコンテナーが、system.err / system.outに送信されたメッセージのログに失敗する

tesb.logファイル内に、system.errまたはsystem.out経由で送信されたメッセージがまったく表示されない。

この問題が発生した場合は、system.errと同じシナリオをコンソールモードで実行します。すると、system.outがコンソールに表示されます。

ESBを伴うTalendの全製品

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。