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cSplitterの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているcSplitterを設定するために使われます。

標準cSplitterコンポーネントは、Routingファミリーに属しています。

基本設定

[Language] (言語)

メッセージの分割に使用する式の言語を以下から選択します: なしConstantELGroovyHeaderJoSQLJSonPathJXPathMVELOGNLPHPPropertyPythonRubySimpleSpELSQLXPathXQuery

言語を使って式を作成する方法は、http://camel.apache.org/languages.htmlをご覧ください。

[Correlation expression/Expression] (コリレーション式/式)

メッセージの分割に使う式を入力します。

[Correlation expression/Use Result Class Type] (コリレーション式/結果クラスタイプを使用)

このオプションは、[Language] (言語)リストでXPathが選択されている場合に表示されます。

このチェックボックスをオンにして、表示されるフィールドにサブメッセージの結果タイプを設定します。指定されていない場合は、デフォルトのネイティブXMLオブジェクトorg.w3c.dom.NodeListが使われます。

[Correlation expression/Add Namespaces] (コリレーション式/ネームスペースを追加)

このオプションは、[Language] (言語)リストでXPathが選択されている場合に表示されます。

Xpath式のネームスペースを追加するには、このチェックボックスをオンにします。[+]をクリックして必要な数のネームスペースをテーブルに追加し、対応するカラムにプレフィックスとURIを定義します。

[Use Strategy] (戦略を使用) このチェックボックスをオンにすると、サブメッセージからの返信をスプリッターからの単一の送信メッセージにまとめるための集計戦略が参照されます。集計戦略のIDを入力するか、定義済みの集計戦略を選択します。
  • UseOriginalAggregationStrategy: 元の交換を使用します。
  • UseLatestAggregationStrategy: 最新の交換を使用します。
  • GroupedMessageAggregationStrategy: 全メッセージを集計して単一の複合交換に変え、集計された全メッセージがメッセージボディとしてメッセージリストに保持されるようにします。
  • GroupedExchangeAggregationStrategy: 全交換を集計して単一の複合交換に変え、集計された全交換がメッセージボディとして交換リストに保持されるようにします。
  • GroupedBodyAggregationStrategy: 入力メッセージのボディを集計して単一の複合交換に変え、集計された全ボディがメッセージボディとしてタイプオブジェクトのリストに保持されるようにします。
情報メモ注: 定義済みの集計戦略は、Talendが提供するR2024-10以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

サブメッセージの返信は、[Streaming] (ストリーミング)が有効になっている場合、返される順序で集計されます。そうでない場合、サブメッセージの応答は、分割されたのと同じ順序で集計されます。

[Parameters/Parallel Processing] (パラメーター/並列処理) サブメッセージを同時に処理するには、このチェックボックスをオンにします。呼び出し側のスレッドは、すべてのサブメッセージが完全に処理されるまで待機してから続行します。
[Parameters/Stop on Exception] (パラメーター/例外発生時に停止) 例外が発生した時にすぐに処理を停止するには、このチェックボックスをオンにします。
[Parameters/Streaming] (パラメーター/ストリーミング) このチェックボックスをオンにすると、ストリーミング方式でメッセージが分割されます。つまり、入力メッセージがチャンクに分割されます。大きなメッセージを処理する場合は、このオプションを有効にすることをお勧めします。
[Parameters/Share Unit of Work] (パラメーター/作業単位を共有) このチェックボックスをオンにすると、親の交換と各分割の交換の間で作業単位が共有されます。このオプションの詳細とユースケースは、http://camel.apache.org/splitter.htmlを参照してください。
[Parameters/Timeout] (パラメーター/タイムアウト) 合計タイムアウトをミリ秒単位で指定します。メッセージが分割されず、指定された時間内に処理されない場合、タイムアウトがトリガーされ、スプリッターがブレークアウトします。

Talendが提供する R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、TimeoutパラメーターにあるString型とLong型のコンテキスト変数を使用できます。

使用方法

使用ルール

cSplitterは、ルート内の中間コンポーネントとして使います。

[Connections] (接続) [split] (分割): 分割されたメッセージを次のエンドポイントにルーティングするには、このリンクを選択します。
[Route] (ルート): すべてのメッセージを送信者から次のエンドポイントにルーティングするには、このリンクを選択します。

制限事項

 該当なし

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