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systemdベースのLinuxシステムに Talend Runtimeをサービスとしてインストール

このタスクについて

Talend Runtime ContainerはApache Karafをベースとしています。Karaf Service Wrapperによって、Talend Runtime Containerをサービスとしてインストールできるようになります。

ラッパーをインストール

Talend Runtimeのサービスファイルを生成するため、Apache Karaf Service Wrapperをインストールします。

Procedure

  1. Talend Runtimeインストールディレクトリーのbinフォルダーを参照し、trun.batファイルをルートとして実行してコンテナーを起動させます。
  2. ラッパー機能をインストールするには、次のように入力します。
    karaf@trun> feature:install wrapper
    インストール後、ラッパー機能によって、新しいコマンドwrapper:installtrunに加わります。このコマンドによって、 Talend Runtimeをサービスとしてインストールできるようになります。
  3. サービスをインストールするには、以下のコマンドを入力します:
    karaf@trun> wrapper:install
    また、自動開始モードでコンテナーをサービスとして登録するには、以下のように入力します:
    karaf@trun> wrapper:install -s AUTO_START -n TALEND-CONTAINER -d Talend-Container -D "Talend Container Service"
    TALEND-CONTAINERはサービスの名前、Talend-Containerはそのサービスの表示名、"Talend Container Service"はそのサービスの説明です。
    以下は、Linuxで実行されるwrapper:installコマンドの例です:
    karaf@trun()> feature:install wrapper
    karaf@trun()> wrapper:install -s AUTO_START -n TALEND-CONTAINER \
    -d Talend-Container -D "Talend Container Service"
    Creating file: <TalendRuntimePath>/bin/TALEND-CONTAINER-wrapper
    Creating file: <TalendRuntimePath>/bin/TALEND-CONTAINER-service
    Creating file: <TalendRuntimePath>/bin/TALEND-CONTAINER.service
    Creating file: <TalendRuntimePath>/etc/TALEND-CONTAINER-wrapper.conf
    Creating file: <TalendRuntimePath>/lib/libwrapper.so
    Creating file: <TalendRuntimePath>/lib/karaf-wrapper.jar
    Creating file: <TalendRuntimePath>/lib/karaf-wrapper-main.jar
    Setup complete. You may want to tweak the JVM properties in the wrapper
    configuration file:
    <TalendRuntimePath>/etc/TALEND-CONTAINER-wrapper.conf
    before installing and starting the service.

Results

Talend Runtimeのサービスファイルが生成されます。これで、 Talend Runtimeサービスをインストールできる準備ができました。

Talend Runtimeサービスをインストール

Before you begin

下の手順では、
  • TALEND-CONTAINERは、wrapper:installコマンドの-n <Service Name>オプションで使われた名前を表します。
  • <TalendRuntimePath> Talend Runtimeのインストールディレクトリーを表します。

次のコマンドはすべてスーパーユーザー権限で実行する必要があります。

Procedure

  1. サービスをインストールし、システム起動時に有効にします:
    systemctl enable <TalendRuntimePath>/bin/TALEND-CONTAINER.service
  2. サービスを開始します。
    systemctl start TALEND-CONTAINER

Results

サービスがインストールされ、開始されます。
サービスの管理には次のコマンドを使います。
  • サービスを停止する場合: systemctl stop TALEND-CONTAINER
  • 現在のサービスステータスをチェックする場合: systemctl status TALEND-CONTAINER
  • サービスアクティビティジャーナルを確認する場合: journalctl -u TALEND-CONTAINER
  • サービスをアンインストールしてシステム起動時に無効にする場合: systemctl disable TALEND-CONTAINER

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