プレパレーションを実行
データセットのクレンジングが完了したら、プレパレーションの結果を新規または既存のデータセットに送信します。
[Run history] (実行履歴)ページでは、実行の状態を確認したり、デスティネーションデータセットへのリンクをクリックしたりできます。詳細については、 実行履歴ページをご覧ください。
このファンクションには以下の制限が伴います:
- 実行できるのはプレパレーションの現在のバージョンのみです。現在のところ、プレパレーションの特定バージョンを実行することはできません。
- データベースのデータセットでプレパレーションを実行する場合、100,000 行を超える新しい行をアップデートするとパフォーマンスの問題が発生することがあります。
デスティネーションを選択
Before you begin
現在の制限により、次のタイプの接続に基づくデータセットにはプレパレーションを実行できません。
- Amazon DynamoDB (データベース)
- Apache Kudu (データベース)
- Azure Synapse (データベース)
- REST (Webサービス)
- FTP (ファイルシステム)
- Azure Event Hubs (メッセージング)
- RabbitMQ (メッセージング)
Procedure
プレパレーションカラムとデスティネーションカラムをマッピング
マッピングステップによって、定義済みのデスティネーションに書き込む前にカラムをマッピングできるようになります。
リレーションシップは、選択されたプレパレーションカラムとデスティネーションカラムの間の線で表されます。
マッピングを開始するためには、次のいずれかを行います。
- プレパレーションカラムをデスティネーションカラムにドラッグ&ドロップする。
- 選択ドロップダウンリストからプレパレーションカラムを直接選択するか、選択エリアにカラム名を入力する。
カラムを一緒にマッピングする場合は、次のルールが適用されます。
- (ベータ版)自動マッピングは実行設定の第2ステップを開始する時に行われます。
- マッピングされていないプレパレーションカラムは無視され、デスティネーションカラムには表示されません。
例: プレパレーションデータセットにfirst_name、last_name、email、phoneというカラムが、デスティネーションデータセットにfirstname、lastname、address、phoneというカラムがあるとします。
first_nameをfirstnameで、last_nameをlastnameで、phoneをphoneでマッピングすると、デスティネーションデータセットにfirstname、lastname、address、phoneというカラムが含まれるようになります。マッピングされていないemailカラムは無視されます。addressというデスティネーションカラムは空になります。
- 必須のデスティネーションカラムがマッピングされていなければ、ほとんどの場合エラーになります。プレパレーションの実行は可能ですが、データが損失したりエラーがさらに発生する可能性があるため、事前にマッピングを修正しておくことをお勧めします。
- デスティネーションデータセットがJDBCデータセットの場合: マッピングされたプレパレーションカラムの値は、実行設定の最初のステップ時にデータベースで設定された操作(挿入、アップデート、削除)に従って、対応するデスティネーションカラムに追加されます。
例:[Insert] (挿入)アクションを選択し、AliceとJohnという値が含まれているfirstnameというプレパレーションカラムが、WillとAlimaという値が含まれているfirst_nameというデスティネーションカラムにマッピングされた場合、マッピング後のプレパレーションカラムにはこれらすべての値(Alice、John、Will、Alima)が含まれるようになります。これは挿入アクションに相当します。
- カラムのマッピング時にスキーマは変更されません。そのため、プレパレーションカラムがマッピングされる時は、マッピングされたデスティネーションカラムの名前がプレパレーションカラムの名前よりも優先して保持されることになります。
例:firstnameというプレパレーションカラムをfirst_nameというデスティネーションカラムにマッピングすると、マッピングされたデスティネーションカラムはfirst_nameという名前になります。
実行環境を設定
Procedure
Results
実行履歴の詳細は、実行履歴のページをご覧ください。