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値を手動でフィルタリング

データセットに含まれているデータからより具体的なアイディアを得る、またはデータの特定のサブセットでファンクションを実行できるようにするため、データにフィルターを作成します。

この例では、典型的な顧客情報(名前、性別、メール、居住都市など)のデータセットを使用します。検索フィールドと[Add filter] (フィルターを追加)ボタンを使い、ニューヨークの男性顧客のみを表示するフィルターをこれから作成します。

データセットに顧客情報が含まれている状態。

手順

  1. グリッド左上の[Add a filter] (フィルターを追加)フィールドに、フィルター処理する値(この例ではnew york)を入力します。Talend Data Preparationによって、この値を含むカラムが候補になります。
    [フィルター]オプションが開かれている状態。

    候補は、サンプルに含まれるデータに基づいています。

  2. [new york in City]を選択します。この場所に相当するエントリーだけが表示されます。

    フィルターバーを見ると、contains演算子によってフィルターが正しく適用されたことがわかります。

    フィルターが適用された状態。

    フィルターバッジを編集することでどの値でも検索できます。

    [Add filter] (フィルターの追加)フィールドは、サンプル全体の値を迅速かつより正確に検索できるだけでなく、使用するカラム、演算子、キーワードを手動で選択するうえでも便利です。これから別のフィルターを適用し、既にフィルター処理された顧客から男性顧客を分離します。今回は[Add filter] (フィルターの追加)ボタンを使います。

  3. [Add filter] (フィルターを追加)ボタンをクリックして新しいバッジを作成します。
  4. カラムのリストで、genderを選択します。
  5. 演算子としてEqual toを選択します。
  6. キーワードとしてMと入力し、[Apply] (適用)をクリックして、前のフィルターにこのフィルターを追加します。
    フィルターが適用された状態。

    グリッドには、これらの2つのフィルターに合うデータだけが表示されます。

  7. ファンクションパネルで、フィルター処理されたデータに対して実行するファンクションをクリックします。この例では、[Keep these Filtered Rows] (フィルター処理された行を維持)です。
  8. フィルターバーで、各フィルターのX印をクリックするか、ごみ箱アイコンをクリックしてフィルターを消去し、再びデータセット全体を表示します。

タスクの結果

データのフィルタリング処理によって特定の顧客グループを分離したので、このサンプルだけにファンクションを適用し、作業を行うことができます。

フィルターを手動で適用することも、チャートパネルを使ってより複雑なフィルターを作成することもできます。

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