XML入力と3つのCSV出力を持つジョブを作成します。
手順
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Talend StudioのIntegrationパースペクティブでを右クリックし、[Create Standard Job] (標準ジョブを作成) をクリックします。
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ジョブの名前、目的、説明を入力して[Finish] (終了)をクリックします。
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次のコンポーネントを追加します。
- tFileInputRaw
- tHMap
- 3つのtFileOutputDelimited
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tFileInputRawをダブルクリックしてそのプロパティを開き、[Filename] (ファイル名)フィールドの左にある[...]ボタンをクリックして入力XMLファイルを選択します。
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tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして設定を行います。
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各コンポーネントについて、[File Name] (ファイル名)フィールドに出力ファイルへのパスを入力します。
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[Include Header] (ヘッダーを含める)チェックボックスをオンにします。
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3つのコンポーネントのスキーマを編集し、次のカラムをString型で追加します。
- orderId
- lastName
- firstName
- region
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接続を使い、tFileInputRawコンポーネントをtHMapに、tHMapをtFileOutputDelimitedにそれぞれリンクさせます。
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プロンプトが表示されたら、出力接続の名前(APAC、EMEA、USなど)を入力します。
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ターゲットコンポーネントからスキーマを取得するかどうかを尋ねるメッセージが表示されたら、[Yes] (はい)をクリックします。
ジョブは次のようになります。
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マッピングパースペクティブで、サンプルXML入力に基づいてストラクチャーを作成します。
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ジョブでtHMapをダブルクリックして設定ウィザードを開き、[Select an existing hierarchical mapper structure] (既存の階層マッパーストラクチャーを選択)を選択して[Next] (次へ)をクリックします。
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入力として作成したストラクチャーを選択して[Next] (次へ)をクリックした後、[Next] (次へ)をもう一度クリックして次のステップに進みます。
tFileOutputDelimitedエレメントで作成されたスキーマから出力ストラクチャーが生成されます。
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[Finish] (終了)をクリックします。
タスクの結果
マップが生成され、エディターで開かれます。これでエレメントをマッピングできます。