データセットを検索
データセットのリストは時間の経過と共に非常に長くなりがちですが、アプリケーションにはそのようなデータセットで検索を効率よく実行できる方法が準備されています。
データセットリストで、右上にある虫眼鏡アイコンをクリックしてファセット検索オプションを有効にします。クイック検索ファンクションを使ってシンプルな条件でデータセットを参照したり、一連のフィルターを適用してより複雑な検索を簡単に実行したりできます。
3つの検索オプションは以下のとおりです。
- [Quick search] (クイック検索)では、検索入力フィールドを使って条件に一致するデータセットを簡単に参照できます。
- [Basic] (基本)ファセット検索では、条件と論理演算子を簡単かつ直感的に組み合わせることができます。
- [Advanced] (詳細)ファセット検索では、Talend Query Languageを使って検索基準を1つの式に組み合わせることができます。
クイック検索
クイック検索機能を使えば、基準リストの中から入力した条件に一致するデータセットを簡単に見つけることができます。この方法によってデータセットのリストのフィルタリングを迅速かつ簡単に開始できます。
データセットリストで
をクリックし、クイック検索フィールドを表示させます。検索する用語を入力するとドロップダウンリストが開き、検索するカテゴリーをここで選択します。利用できるカテゴリーは次の4つです。
- [All] (すべて)
- [Dataset Name] (データセット名)
- [Connection name] (接続名)
- 説明
検索フィルターを要約するバッジが作成され、選択されたカテゴリーの用語が含まれているデータセットが返されます。この方法でバッジを追加し続けることができます。バッジとバッジの間の演算子はandです。[Add filter] (フィルターを追加) ボタンを使えばさらに簡単にバッジを組み合わせることができます。
ファセット検索
基本的な機能であるファセット検索を使えば、データセットリストで効率よく直感的に検索を実行できます。
データセットリストで[Basic] (基本)をクリックし、ファセット検索を有効にします。
[Add filter] (フィルターを追加)アイコンをクリックし、ファセットの作成を開始します。利用できるファセット、演算子、検索する値を追加するよう各ステップで指示があります。各バッジは、変更する部分を後で直接クリックすれば編集できます。ファセットに入力する値はどれも大文字と小文字が区別されます。
バッジにある2つのエントリー間の論理演算子はorですが、バッジ間の論理演算子はandです。
ファセット | 説明 |
---|---|
[API Status] (APIステータス) | 特定のデータセットの場合は、APIはEnabled、Disabled、Unconfigured、Unsupportedのいずれかです。 |
[Connection name] (接続名) | 接続の名前 |
[Connection type] (接続タイプ) | データセットがベースとしている接続タイプ |
[Crawler] (クローラー) | 特定のクローラーを使って、作成されたすべてのデータセットのリスト |
[Custom attribute] (カスタム属性) | 事前定義済みである全カスタム属性のリストです。カスタム属性の値はすべて検索可能です。 |
[Dataset Name] (データセット名) | データセットの名前 |
[Description] (説明) | データセットの説明 |
[Empty values] (空の値) | データセットのサンプルにある空のエントリーの数 |
[Invalid values] (無効値) | データセットサンプルにあるカラムのタイプに対して無効と考えられるエントリーの数 |
[Tags] (タグ) | アカウントのデータセットに適用されている全タグのリスト |
Trust Score | データセットのTalend Trust Score値 |
[Valid values] (有効値) | データセットサンプルにあるカラムのタイプに対して有効と考えられるエントリーの数 |
オペレーター | 説明 |
---|---|
= | 指定された値に完全に一致する値を返します |
> | 指定された値を超える値を返します |
< | 指定された値未満の値を返します |
~ | 指定された正規表現に一致する値を返します |
in | 指定されたリストにあるいずれかの値を返します |
and | 指定された値に一致する値を返します |
or | 指定された値のいずれかに一致する値を返します |
詳細検索
Talend Query Language (TQL)に基づく詳細ファセット検索機能を使えば、データセットのリストでより効果的に検索できます。
データセットリストで
をクリックし、TQL検索フィールドを有効にします。TQLによって、ファセットと演算子の組み合わせを使うことで適切なデータセットを正確に検索できます。ファセットや演算子を入力した後は、検索する値を単一引用符で囲んで入力するだけです。ファセット | 説明 |
---|---|
connection.type | データセットがベースとしている接続タイプ |
<connection_name> | データセットがベースとしている接続の名前 |
entity.attributes.Enum.<attribute id> | 事前定義済みである列挙型の全カスタム属性のリスト |
entity.attributes.Text.<attribute id> | 事前定義済みである全カスタム属性のリスト |
description | データセットの説明 |
name | データセットの名前 |
tags | アカウントのデータセットに適用されている全タグのリストです。 |
globalQuality.valid | データセットサンプルにあるカラムのタイプに対して有効と考えられるエントリーの数 |
globalQuality.invalid | データセットサンプルにあるカラムのタイプに対して無効と考えられるエントリーの数 |
globalQuality.empty | データセットのサンプルにある空のエントリーの数 |
trustScore | データセットのTalend Trust Score値 |
apiStatus | 特定のデータセットの場合は、APIはEnabled、Disabled、Unconfigured、Unsupportedのいずれかです。 |
crawler | 特定のクローラーを使って、作成されたすべてのデータセットのリスト |
オペレーター | 説明 | 例 |
---|---|---|
= | 指定された値に完全に一致する値を返します | name = 'Season 2018/2019 results' |
> | 指定された値以上の値を返します | trustscore > 3.50 |
< | 指定された値未満の値を返します | trustscore < 4.20' |
!= | 指定された値に一致しない値を返します | connection.type != 'Salesforce' |
~ | 指定された正規表現に一致する値を返します | description ~ '201[0-9]' |
contains | 指定された値を含んでいる値を返します | description contains 'Talend' |
containsIgnoreCase | 大文字か小文字かにかかわらず、指定された値を含んでいる値を返します | connection.name containsIgnoreCase 'tAleND' |
and | 指定された値に一致する値を返します | name contains '2019' and connection.type = 'MySQL' |
or | 指定された値のいずれかに一致する値を返します | connection.type = 'Kafka' or connection.name contains 'Kafka' |
in | 指定されたリストにあるいずれかの値を返します | connection.type in ['Amazon S3', 'HDFS'] |