リモート収集サーバーを設定
統合型のメタデータ収集ソリューションによって、サードパーティデータベース、データモデリング、データ統合、ビジネスインテリジェンスといったツールからメタデータを収集できます。
デフォルトでは、インストーラーソフトウェアによってTalend Data Catalogとメタデータ収集ソリューションの両方が同じマシンにデプロイおよび設定されます。Talend Data Catalogアプリケーションサーバーはこのマシンでローカルにメタデータ収集Webサービスにアクセスします。
また、メタデータ収集ソリューションをリモート収集サーバーとして別のマシンにインストールして設定することもできます。
Talend Data Catalogアプリケーションサーバーで外部のツールクライアントソフトウェアをローカルに利用できない場合は、リモート収集サーバーをインストールしてそのクライアントソフトウェアを利用できるようにします。
たとえばTalend Data CatalogサーバーがLinuxにデプロイされているものの、Microsoft Windowsでのみサポートされているブリッジを使ってメタデータを収集する必要があるとします。
ライセンスが必要ではないこと、そしてWebベースのユーザーインターフェイスが利用できないことを別にすれば、リモート収集サーバーのインストールはアプリケーションサーバーへのTalend Data Catalogのインストールと同等です。
リモート収集サーバーを使ってメタデータを収集する場合は、次の操作が必要です。
- リモート収集サーバーをインストールして設定
Dockerを使ってリモート収集サーバーをデプロイするか、手動で設定します。
- Talend Data Catalogのサーバーのリストにリモート収集サーバーを追加
情報メモ警告: セキュリティ上の理由から、リモート収集サーバーへのアクセスはTalend Data Catalogアプリケーションサーバーに限定することが非常に重要です。リモート収集サーバーへのインバウンドアクセスを確保できるよう、ファイアウォールを使用することをお勧めします。