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ユーロ建てのWorkdayアカウントを分離させてOracleデータベーステーブルに送信

このシナリオは、パイプラインでコネクターを簡単にセットアップして使用できるようにすることを目的としています。お使いの環境とユースケースに適応させてください。

以下の手順で作成されるパイプラインの例。

手順

  1. [Connections] (接続) > [Add connection] (接続を追加)をクリックします。
  2. 開いたパネルで、作成する接続のタイプを選択します。

    workday
  3. [Engine] (エンジン)リストでエンジンを選択します。
    情報メモ注:
    • データの高度処理の場合は、Cloud Engine for DesignではなくRemote Engine Gen2を使用することをお勧めします。
    • Talend Management Consoleから作成されたRemote Engine Gen2がないか、存在していても稼働中ではないステータスの場合は、リストで接続の[Connection type] (接続タイプ)を選択することも、新しい接続を保存することもできません。
    • 使用可能な接続タイプのリストは、選択したエンジンによって異なります。
  4. 作成する接続のタイプを選択します。
    ここではWorkdayを選択します。
  5. Workdayプロパティの説明に従って、接続のプロパティを入力し、Workdayアカウントにアクセスし、接続をチェックして、[Add dataset] (データセットを追加)をクリックします。
  6. [Add a new dataset] (新しいデータセットを追加)パネルで、データセットに名前を付けます。この例では、クエリーを使って金融口座から通貨情報を取得します。

    account currency
  7. 必要なプロパティを入力してWorkdayアカウントにあるテーブルでクエリーを実行し、[VIEW SAMPLE] (サンプルを表示)をクリックしてデータセットサンプルのプレビューを表示します。
    新しいWorkdayデータセットの設定。
  8. [Validate] (検証)をクリックしてデータセットを保存します。
  9. 同じ操作で、パイプラインでデスティネーションとして使うOracleデータベースとテーブルを追加します。Oracleプロパティの説明に従って、接続のプロパティを入力します。
    新しいOracleデータセットの設定。

    この例では、euro_accountsという名前のOracleテーブルを使います。

  10. [Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
  11. パイプラインに意味のある名前を付けます。

    From Workday to Oracle - isolate accounts in €
  12. [ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックし、パネルが開いたら、account currencyというソースデータセットを選択します。通貨情報が含まれているデータのサンプルをプレビューできます。
    通貨データのサンプル。
  13. [Add Processor] (プロセッサーを追加)をクリックしてパイプラインにFilterプロセッサーを追加し、銀行口座をフィルタリングして主要通貨としてユーロを使用している口座のみが残るようにします。設定パネルが開きます。
  14. プロセッサーに意味のある名前を付けます。

    filter on accounts with €
  15. [Filter] (フィルター)エリアで次の操作を行います。
    1. [Input] (入力)リストで、通貨情報が含まれている.accountCurrency.descriptorを選択します。
    2. レコードのフィルタリングで関数を適用しない場合は、[Optionally select a function to apply] (適用する関数をオプションとして選択)リストでNONEを選択します。
    3. ユーロ建ての銀行口座をフィルタリングできるよう、[Operator] (オペレーター)リストで==を選択し、[Value] (値)フィールドにEURと入力します。
  16. パイプラインで[ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)アイテムをクリックしてパネルを開き、自分の出力データの挿入先となるOracleテーブルを選択します。
  17. デスティネーションに、意味のある名前(€ account tableなど)を付けます。
  18. デスティネーションの[Configuration] (運用設定)タブで[MAIN] (メイン)をクリックし、[Action] (アクション)リストで[INSERT] (挿入)を選択します。これでパイプライン実行時にデータをテーブルが挿入されます。
  19. [Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
  20. オプションとして、最後のプロセッサーをクリックし、処理データをプレビューします。
    [Output data] (出力データ)プレビューで、11件のレコードが基準にマッチしています。
  21. Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
  22. リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。

タスクの結果

パイプラインは実行中となり、Workdayに保存されていたアカウントデータは処理され、出力フローは定義したOracleターゲットテーブルに挿入されます。

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