Connect
CONNECT ステートメントは、Qlik Sense が OLE DB/ODBC インターフェースから一般的なデータベースにアクセスする方法を定義する際に使用します。ODBC の場合、まず ODBC アドミニストレータを使用して、データ ソースを指定する必要があります。
構文:
ODBC CONNECT TO connect-string
OLEDB CONNECT TO connect-string
CUSTOM CONNECT TO connect-string
LIB CONNECT TO connection
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
connect-string | connect-string ::= datasourcename
{ ;
conn-spec-item }
接続文字列は、データ ソースの名前と 1 つまたは複数の接続指定アイテムのリスト (オプション) で構成されます。データ ソース名に空白が含まれる場合や接続指定アイテムがリストされている場合、接続文字列を引用符で囲む必要があります。 datasourcename は定義された ODBC データ ソース、あるいはOLE DB プロバイダを定義する文字列でなくてはなりません。 conn-spec-item ::=DBQ=database_specifier |DriverID=driver_specifier |UID=userid |PWD=password 使用可能な接続指定アイテムは、データベースにより異なります。上記以外のアイテムを使用できるデータベースもあります。OLE DB では、一部の接続特有の項目は必須に指定されており、オプションではありません。 |
connection |
データ ロード エディタに保管されるデータ接続名。 |
ODBC が CONNECT の前に配置されている場合、ODBC インターフェースが使用されます。それ以外の場合は OLE DB が使用されます。
LIB CONNECT TO を使用すると、データ ロード エディタで作成したデータ接続でデータベースに接続されます。
例1:
ODBC CONNECT TO 'Sales
DBQ=C:\Program Files\Access\Samples\Sales.mdb';
このステートメントで定義されたデータ ソースは、新しい CONNECT ステートメントが作成されるまで、その後の Select (SQL) ステートメントに使用されます。
例2:
LIB CONNECT TO 'DataConnection';
Connect32
このステートメントは CONNECT ステートメントと同じ方法で使用されますが、64 ビット システムで強制的に 32 ビット ODBC/OLE DB プロバイダを使用します。カスタム接続には適用されません。
Connect64
このステートメントは CONNECT ステートメントと同じ方法で使用されますが、64 ビット プロバイダを強制的に使用します。カスタム接続には適用されません。