OLE DB
Qlik Sense は、外部データ ソース向けの OLE DB (Object Linking and Embedding, Database) インタフェース接続をサポートしています。OLE DB 経由で、多数の外部データベースにアクセスすることができます。
OLE DB データ接続の設定
UI 項目 | 説明 |
---|---|
[プロバイダ] | 利用可能なプロバイダのリストから [プロバイダ] を選択します。新規接続の作成時にのみ利用できます。 |
[データ ソース] | 接続する [データ ソース] の名前を入力します。通常はサーバー名、または一部のケースではデータベース ファイルへのパスを入力しますが、これはどの OLE DB プロバイダーを使用しているかにより異なります。新規接続の作成時にのみ利用できます。
Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Providerを選択した場合、完全なファイル パスを含むAccessデータベース ファイルの名前を入力します。 C:\Users\{user}\Documents\Qlik\Sense\Apps\Tutorial source files\Sales.accdb 警告メモデータ ソースへの接続に失敗した場合、警告メッセージが表示されます。 |
[接続文字列] | データ ソースへの接続時に使用する接続文字列。この文字列には、[プロバイダ] と [データ ソース] への参照が含まれます。接続の編集時にのみ利用できます。 |
[Windows の統合セキュリティ] | このオプションでは、Qlik Sense サービスを実行しているユーザーの既存のWindows資格情報を使用します。 |
[特定のユーザー名とパスワード] | このオプションでは、データ ソースのログイン資格情報として、[ユーザー名] と [パスワード] が必要です。 |
[ユーザー名] | データ ソースで必要な場合、接続するためのユーザー名。 [Windows 統合セキュリティ] を使用する、またはデータ ソースで資格情報が必要ない場合、この項目には何も入力しないでください。 |
[パスワード] | データ ソースで必要な場合、接続するためのパスワード。 [Windows 統合セキュリティ] を使用する、またはデータ ソースで資格情報が必要ない場合、この項目には何も入力しないでください。 |
[ロード] [データベースを選択...] | 接続をテストするには、[ロード]、[データベースを選択...] の順にクリックし、データ接続の確立に使用するデータベースを指定します。 情報メモデータ接続からデータを選択する場合でも、データ ソースの利用可能なその他すべてのデータベースを引き続き使用できます。 |
[名前] | データ接続の名前。 |
OLE DB データ接続ベースでファイルに接続する場合のセキュリティ面
ファイル ベースのドライバを使用した OLE DB データ接続では、接続文字列に接続済みデータ ファイルへのパスが表示されます。このパスは、接続の編集時にデータ選択ダイアログまたは特定の SQL クエリに表示されます。
問題がある場合、可能な際にはフォルダデータ接続を使用してデータ ファイルに接続することが推奨されます。
テーブル内にある大きなデータセットのプレビューの停止
大きなデータ セットがあり、[データ マネージャー] または [データ ロード エディター] に OLE DB のデータ ソースを追加している間、プレビューが表示されることを望まない場合は、Shift キーを押しながら OLE DB のデータ接続を選択します。