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修飾子

メジャーは、Sum(Cost) のように項目に基づいて計算されます。修飾子を使用して、有効な軸上でメジャーが計算される方法を変更できます。

たとえば、1 つか 2 つの軸上のメジャー累計値を得る、または特定のステップ数上のメジャー平均を計算することができます。

修飾子を有するビジュアライゼーション

ビジュアライゼーションの比較
ビジュアライゼーション 累計 差分 移動平均 相対数
棒グラフ はい はい はい はい
コンボ チャート はい はい はい はい
折れ線グラフ はい はい はい はい
テーブル はい はい はい はい

累計

累計修飾子により、メジャーの値が 1 つまたは 2 つの軸で累計されるようにできます。累計値は、軸上でメジャーが構築される効果を容易に可視化できます。

次のコンボ チャートでは、棒と線が経時で累計します。

 

コンボ チャートの線は利益マージンの累計、棒は売上高の累計をそれぞれ表します。

コンボ チャートの線は利益マージンの累計、棒は売上高の累計をそれぞれ表します。

構文:  

RangeSum(Above {$M,0,Steps})

差分

差分修飾子により、1 つまたは 2 つの軸で得られるメジャー連続値の間の差分を可視化できます。差分修飾子は、グループ化したデータの方向の変更を可視化したいときに便利です。

次の棒グラフでは、10 年の間に年間利益が減少した年はマイナスの棒で表示されます。

棒グラフは、前年との利益の差分を表示します。

グループ化されたバーのある棒グラフ。

構文:  

$M - Above($M)

移動平均

移動平均修飾子により、特定の期間のメジャー平均値を表示できます。これを使用すると、短期間の値の変動によるアクションをフィルターできます。データの変更に対する修飾子の追従度の強さに応じて、平均化を実行するステップ数を変更できます。移動平均は、長期的な傾向またはサイクルを強調するため、一般的に時系列データとともに使用されます。

次の折れ線グラフでは、1 つは 20 ステップ範囲、もう 1 つは全範囲による、2 つの差分範囲の移動平均を表示しています。

 

折れ線グラフは、5 カ月間の製品価格を表示しています。

グループ化されたバーのある棒グラフ。

構文:  

RangeAvg(Above ($M,0,Steps))

相対数

相対数の修飾子により、相対的なパーセンテージを表示できるようになります。これを使用すると、特定の選択、選択との相対、合計との相対、またはその他のフィールドとの相対の影響を表示できます。相対数を計算する基準は変更できます。

次のテーブルでは、特定の選択の各年における売上高の列に加えて、相対数を含む 3 つの列が表示されています。3 つの列は、現在の選択条件との相対、すべての年の売上高合計との相対、そして各年との相対に分かれています。

 

テーブルでは、現在の選択条件、合計との相対、また各年の売上高との相対ごとに異なる売上高のパーセンテージが表示されています。

グループ化されたバーのある棒グラフ。

総選択との相対の修飾子における構文の例は次の通りです。

構文:  

$M / Sum( total Aggr( $M, dim ) )

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