Qlik Sense Enterprise on Windows のセキュリティ
Qlik Sense Enterprise on Windows のセキュリティは、以下で構成されています。
- プラットフォームの保護
Qlik Sense プラットフォーム自体の保護、通信および操作方法。
- 認証
ユーザーの ID とその認証方法。Qlik Sense は、標準認証プロトコル (Integrated Windows Authentication など)、HTTP ヘッダー、 チケットを使用して、データへのアクセスを要求するすべてのユーザーの認証を実施します。
- 承認
ユーザーがアクセスできる対象。 認証とは、リソースへのユーザー アクセスを許可または拒否する手順のことです。
- 監査
Qlik Sense プラットフォームは、リポジトリ データベースの変更を追跡し、包括的な監査とセキュリティのログを提供し、アプリケーションを監視します。
- 機密性
Qlik Sense は、次の方法で機密性を保護します。
- Transport Layer Security (TLS) でネットワーク接続を暗号化
- オペレーティング システムのファイル システムとサーバー アクセス制御を利用することで、Qlik Sense ノード上のコンテンツを保護
- オペレーティング システム コントロールを使ってメモリを保護
- リソース レベルでアプリケーション アクセスを保護
- AES-256 暗号化による機密情報の暗号化 (パスワードやデータ接続文字列など)
- データ削減とデータ暗号化を使ってアプリ データを保護
- 整合性
ファイル システムのようなオペレーティング システム コントロールを利用することで、保存データを保護し、機密情報を暗号化し、ソース システムへのデータのライトバックを防止して、整合性を維持します。
- 可用性
マルチノード環境に展開された Qlik Sense は、回復性と信頼性を実現するように設計されています。