コンテンツ ライブラリのアクセス権の作成
コンテンツ ライブラリは Qlik Sense ユーザーがアプリに共有コンテンツを追加することができるストレージです。
コンテンツ ライブラリを作成するユーザーは自動的にそのライブラリの所有者になります。ライブラリおよびライブラリ オブジェクトは、QMC で定義されたセキュリティ ルールを使用して他のユーザーと共有できます。
コンテンツ ライブラリへのアクセス権を付与するセキュリティ ルールを作成します。
次の手順を実行します。
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QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc
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QMC スタート ページから、あるいは [スタート] ドロップダウン メニューから [コンテンツ ライブラリ] を選択して、概要を表示します。
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ルールを作成するコンテンツ ライブラリを選択します。
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[編集] をクリックします。
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コンテンツ ライブラリの編集ページが開きます。
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[関連するアイテム] の [セキュリティ ルール] を選択します。
情報メモセキュリティ ルール概要が表示されます。 -
データ マネージャーでテーブルの 操作バーの [関連するルールの作成] をクリックします。
情報メモ[セキュリティ ルールの作成] ダイアログが開きます。 -
コンテンツ ライブラリの管理アクセスのセキュリティ ルールを編集します:
- [ID] プロパティを編集します:
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[基本] セクションでルールの条件を作成します。
- ルールに適用するアクションを選択します。
- ドロップダウン メニューを使用して、ルールが適用されるユーザーを指定する条件を作成します。
- データ マネージャーでテーブルの 条件を追加します。 複数の条件を使用すると、[Group] をクリックして 2 つの条件をグループ化できます。条件のグループ化後、[Ungroup] をクリックして、グループ化を解除できます。 この他に、サブグループ化オプションには [Split] および [Join] があります。 条件間の既定の演算子は、OR です。これは、演算子のドロップダウン リストで変更できます。AND が OR より上位になるように、条件をグループ化します。
演算子の説明 演算子 説明と例 = この演算子では大文字と小文字は区別されません。比較対象の数式と完全に等しい場合は True を返します。
user.name = ”a*”
名前が「a*」と完全に一致するユーザーがルールの対象になります。
like この演算子では大文字と小文字は区別されません。比較対象の数式と等しい場合は True を返します。
user.name = ”a*”
名前が「a」で始まるすべてのユーザーがルールによって対象になります。
!= この演算子では大文字と小文字の区別はされません。比較対象の数式の属性値が等しい場合は True を返します。
user.name=resource.name
ユーザーと同じ名前を持つすべてのリソースがルールによって対象になります。
ID の項目と値 項目 値 名前 コンテンツ ライブラリの名前を入力します。必須。 [無効化] ルールを無効にする場合に選択します。このルールは、既定でオンになっています。 [説明] ルールについての説明を入力します。 -
[適用] をクリックします。
情報メモダイアログが閉じ、セキュリティ ルール概要にルールが追加されます。ヒント メモ[セキュリティ ルール] 概要ページに対応するセキュリティ ルールが表示されます。
これで選択されたコンテンツ ライブラリに対するアクセス権が作成されました。