Azure 展開の例

Microsoft Azure は、Qlik Sense 用の信頼できるクラウド展開プラットフォームを提供する上で必要なすべてのサービスと演算能力を備えたクラウド インフラストラクチャを実現します。このインフラストラクチャは、予期しない需要の変化や同時実行があっても高いパフォーマンスを発揮できます。

Azure 上の Qlik Sense シングル ノードの展開

Azure 上の典型的な Qlik Sense 展開のコンポーネント:

• Azure Virtual Network (VNet) - ユーザーが定義した仮想ネットワーク内で Azure リソースを起動できる、Azure クラウドの論理的に分離された領域。
• サブネット - 仮想ネットワーク内に少なくとも 1 つのサブネット (パブリックまたはプライベート) が必要です。パブリック サブネットまたはプライベート サブネットにすることができます。
  • パブリック サブネット - インターネットに直接アクセスするサブネット。

  • プライベート - インターネットからアクセスできないサブネット。

• 仮想マシン - Qlik Sense サーバーのインスタンスをインストールし構成できる、既定のサブネットに展開された Windows Server 仮想マシン インスタンス。
• リソース グループ/Resource Manager - これらを利用すると、各種コンポーネントをグループとして Microsoft Azure ソリューション内で展開、管理、監視できます。Resource Manager を使用すると、連携された 1 回の操作でコンポーネントを容易に展開、更新、削除できます。
• ネットワーク セキュリティ グループ - 仮想ネットワーク内の仮想マシン インスタンスへのネットワーク トラフィックを許可または拒否するアクセス制御リスト (ACL) ルールのリスト。
• Azure Active Directory と Identity Management - 環境で実施する管理によっては、展開プロセスに伴う各種 Azure サービスへのアクセスに対してきめ細かい権限を管理する上で、Azure Active Directory および Identity Management との統合が必要になることがあります。
• Qlik Sense サーバー ノード - 既定のサブネット内の Windows Server に展開されたシングル ノード。

展開オプション:

• インターネットに直接アクセスするパブリック サブネット内の Qlik Sense ノード。
• インターネットにアクセスしないプライベート サブネット内の Qlik Sense ノード。

展開でパブリック サブネットを選択するかプライベート サブネットを選択するかは、全体的なソリューションの要件によって決まります。

次の例は、包括的な Qlik Sense Enterprise (Azure Cloud 上のシングル ノードの展開) を示します。