Qlik Sense Enterprise on Windows が Oracle Cloud に展開済
Oracle Cloud 展開では、柔軟性、高パフォーマンス、セットアップが迅速な Oracle Cloud Infrastructure (OCI) に Qlik Sense Enterprise をインストールします。
Qlik Sense Enterprise を Oracle に展開すると、新しいアプリケーションを簡単かつスケーラブルに素早く追加できます。Oracle セキュリティとスケーラビリティのオプションに関する基本知識があればこれらの操作を実行できますが、複雑なオンプレミスでのインストールと構成の手順に従う必要はありません。Oracle を使用すると、オンプレミスの場合に必要な時間の何分の 1 かのわずかな時間で Qlik Sense インフラストラクチャを立ち上げて稼働でき、予期しない需要の変化が起きても、展開を素早く簡単にスケーリングできるようになります。
現時点では、Qlik Sense を Oracle Cloud に手動でのみ展開できます。
OCI を使用するメリット
- Qlik Sense をクラウドに素早く効果的に展開。
- シンプルで費用効率が高いので、全体的な展開時間を短縮。
- Qlik Sense アプリケーションを素早く簡単に展開。
- オンデマンドで拡張および縮小することができるスケーラブルでエラスティックなストレージ。
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Oracle のセキュリティとネットワークの機能。
- 世界中の複数の地域に地理的展開を行うことで、レイテンシーが最小限に。
- 自動スケーリング可能な信頼できる高性能プラットフォーム。
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同じクラウド内の Oracle Autonomous DB。
コンポーネント
Qlik Sense を OCI に適切に展開するには、OCI 展開で使用可能なアーキテクチャとサービスに関する基本的な理解が必要です。OCI 上の Qlik Sense 展開の一部として、次のコンポーネントが必要です。
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Oracle Compute インスタンス
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Oracle Virtual Cloud Network (VCN)
OCI サービス
リソースの管理、Qlik Sense アプリケーションのデータ ストアとして使用できるその他の OCI サービスに関する基本的な理解も必要です。
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OCI IAM ポリシー
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Virtual Cloud Networks (VCN)
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OCI ブロック ボリューム
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OCI Compute
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Bastion
OCI サービスの詳細は、「Oracle Cloud Infrastructureドキュメント」を参照してください。
Microsoft Windows のバージョン
OCI インスタンスは、Qlik Sense インスタンスがインストール可能な Microsoft オペレーティング システムを実行している必要があります。Qlik Sense は、OCI 展開用に次の Windows オペレーティング システムに対応しています。
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2022
Qlik Sense Enterprise
シングルノードの Qlik Sense サーバーを OCI インスタンス上にインストールします。
Qlik Sense Enterprise の構成:
QMC を使って以下を構成します。
ライセンス
- トークン (トークンベースのライセンスのみ)
- ユーザー アクセス (トークンベースのライセンス) またはプロフェッショナル アクセス (ユーザーベースのライセンス)
- CPU コア
- セキュリティ グループ
HTTP アクセス用にプロキシ セットアップを作成します。
その他の考慮事項
Qlik Sense を初めて OCI に展開する場合は、次の点にも考慮してください。
セキュリティ
OCI IAM を使用して OCI ユーザーと IAM ポリシーを構成し、QMC を使用して Qlik Sense のすべてのセキュリティ グループと認証設定を構成します。
セキュリティの詳細については、次を参照してください。
接続性
Qlik Sense アプリケーションは、次の Oracle Web サービスをデータ ストアとして使用できます。
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Oracle Autonomous DB
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Oracle Base Database Service (Standard Edition および Enterprise Edition)
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MySQL Database Service
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Essbase
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Oracle Exadata Database Service
OCI 展開では、次の接続メカニズムを使って、各種データ ソースに接続できます。
- ODBC 接続
- OLE DB 接続
- REST API 接続
- 特定のソースへのネイティブ コネクター
接続のシナリオ:
- 上記で指定した Oracle Database インスタンスを使用する Qlik Sense インスタンス。
- ハイブリッド Qlik Sense インスタンス - Oracle データ ソースに保存されたデータ、およびオンプレミスに保存されたデータを使用。
接続の詳細については、「データ ソースへの接続 (英語のみ)」を参照してください。
スケーラビリティ
ユーザーの数、アプリケーションの数とサイズ、データ ソースの数の面で環境が拡大する状況においては、環境の規模を正しく見積もり、環境を適宜スケーリングする方法を理解することが重要です。拡張または縮小を効果的に行うには、さまざまな目的用の専用サーバーを作成して、マルチノード環境を構築する必要があります。マルチノード環境の構築後、次の Qlik Sense サービスにリソースを正しく割り当てることができます。
- エンジン サービス – QIX engine は、インメモリ Associative Data Indexing と計算を実行して、分析に対応します
- プロキシ サービス – 認証を管理し、ユーザー セッションと負荷分散を処理します
- リポジトリ サービス – Qlik Sense アプリケーションを管理し、アクセスを制御し、構成を処理します
- スケジューリング サービス – Qlik Sense アプリケーションや他のスケジュール済みタスクのリロードを管理します
- Service Dispatcher – データ ロード モデルのデータ プロファイリング サービスを起動および管理します
スケーラビリティの詳細については、「Qlik Sense Performance Benchmark」 (Qlik Sense パフォーマンス ベンチマーク) の技術パンフレットを参照してください。