サービス
[Services] (サービス) ページでは、Windows サービスのステータスの概要を確認できます。ここから QlikView Distribution Service (QDS) を停止することもできます。
QlikView Distribution Service を停止させる
サービスのステータスは、自動的にリフレッシュされます。
サービス名 (Service Name)
QlikView Server を、QlikView Publisher (QVP) のライセンスを使用して起動すると、以下のサービスが示されます。
- QlikView Directory Service Connector (DSC)
- Qlik License Service
- QlikView Distribution Service (QDS)
- QlikView Management Service (QMS)
- QlikView Server (QVS)
- QlikView Web Server (QVWS)
QlikView Server を、QVP のライセンスを使用しないで起動すると、以下のサービスが示されます。
- QlikView Management Service (QMS)
- QlikView Directory Service Connector (DSC)
- Qlik License Service
- QlikView ReloadEngine(サービスではない)
- QlikView Server (QVS)
- QlikView Web Server (QVWS)
右側パネルの [メッセージ (Messages)]でサービスのステータスをチェックするには、左側パネルの該当するサービスをクリックします。
動作サーバー (Running On)
[Running On] (動作サーバー) 列は、サービスが動作しているサーバーの名前を示します。サービスが複数のサーバー上で動作している場合は、サーバーの数が示されます。
状態
サービスの現在のステータスのことです。示される可能性のあるステータスは、次のとおりです。
- 実行中 (Running)
- 切断 (Disconnected)
- <クラスタ内のサーバー総数> のうち <動作中のサーバー数> が動作中 (<Number of servers running> of <total number of servers in cluster> running)― クラスタ内の 1 つ以上の (ただし全部ではない) サーバーがダウンした場合。
- 無効な設定 (Invalid Setup)― QlikView Management Service の複数のインスタンスが動作している場合。
アラートの表示 (Show Alert)
サービスが切断された場合にアラート機能を有効化する場合には、このチェックボックスをオンにします。
情報 (Information)
サービス ステータス メッセージ
[Service Name] (サービス名) の下のサービスをクリックすると、そのサービスに関するステータス メッセージがすべて表示されます。メッセージが表示され、その下に、サービス名に続いてステータスが表示されます。
config ファイルに適用されているカスタム設定のリスト
展開が QlikView November 2018 以降にアップグレードされている場合、展開内で DSC、QDS、QMS、および QVWS の各サービスに適用されている既定以外の config 値が、すべてリストに表示されます。
[Service Name] (サービス名) で該当するサービスを選択します。1 つ以上のカスタム値が設定されている場合、情報タブに [Non default config values for machine <machine-name>] (<マシン名> マシンの既定以外の config 値) と呼ばれるセクションが追加されます。QlikView サービスが複数のマシン上で実行されている場合、各マシンについて既定以外の値のリストが個別に作成されます。選択されたサービスにカスタム値が存在しない場合は、代わりに「All values are default」(すべての値が既定値です) というメッセージが表示されます。
QlikView サービスが複数のマシン上で実行されている場合、これらのマシンには、明確な相違を必要としない限り、同じ config 値が存在するはずです。QlikView Server で、異なるマシン上で同じ config 設定の不一致が特定された場合は、既定以外の config 値セクションの下に [Anomalies detected] (検出された異常) というセクションが追加されます。このセクションには、異なるマシン上で config 値が一致しない設定がリストされます。
既定以外の config 値のリストでは、カスタマイズされた各設定が [設定] にリストされ、exe.config ファイル内に存在する場合に表示されます。管理者によって変更された値は、 [Existing Value] (既存の値). 元の値は [既定値] の下にリストされています. 以下の例を参照してください。
例1:
サービスは動作中であり、問題が発生したという報告はありません (The service is running without any reported problems)。
<マシン名>: 実行中 (Running)
All values are default (すべての値が既定値です)
例2:
クラスタ内のすべてのサービスが動作中であり、問題が発生したという報告はありません (All services in the cluster are running without any reported problems)。
<machine-A>: 実行中 (Running)
<machine-B>: 実行中 (Running)
Non default config values for machine <machine-A> ((<machine-A> マシンの既定以外の config 値))
構成 | Existing Value (既存の値) | 既定値 |
---|---|---|
DSCCacheSeconds | 910 | 900 |
DebugLog | true | false |
Non default config values for machine <machine-B> ((<machine-B> マシンの既定以外の config 値))
構成 | Existing Value (既存の値) | 既定値 |
---|---|---|
DSCCacheSeconds | 910 | 900 |
Anomalies detected (検出された異常)
DebugLog