RangeMax - スクリプトおよびチャート関数
RangeMax() は、数式または項目に含まれる最大値を返します。
構文:
RangeMax(first_expr[, Expression])
戻り値データ型: 数値
引数:
- first_expr: メジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。
- Expression: メジャーの対象となるデータ範囲が含まれている任意の数式または項目。 複数の追加の数式を使用できます。
制限事項:
数値が見つからない場合は、NULL を返します。
例 | 結果 |
---|---|
RangeMax (1,2,4) |
4 を返します |
RangeMax (1,'xyz') |
1 を返します |
RangeMax (null( ), 'abc') |
NULL を返します |
(数式を使用)
RangeMax (Above(MyField,0,3))
現在の行とその上の 2 行で計算された、MyField の 3 つの値域の結果の最大値が返されます。3 番目の引数に 3 を指定すると、Above() 関数は、上に十分な行のある場所に 3 つの値を返し、RangeMax() 関数への入力として取得されます。
MyField | RangeMax (Above(Sum(MyField),1,3)) |
---|---|
10 | 10 |
2 | 10 |
8 | 10 |
18 | 18 |
5 | 18 |
9 | 18 |
例で使用されているデータ:
RangeTab:
LOAD * INLINE [
MyField
10
2
8
18
5
9
] ;
(テーブル形式)
ドキュメントに例のスクリプトを追加して実行します。その後、結果列に含まれている項目をドキュメントのシートに追加して結果を表示します。
RangeTab3:
LOAD recno() as RangeID, RangeMax(Field1,Field2,Field3) as MyRangeMax INLINE [
Field1, Field2, Field3
10,5,6
2,3,7
8,2,8
18,11,9
5,5,9
9,4,2
];
結果テーブルには、テーブルの各レコードに対する MyRangeMax の戻り値が表示されます。
RangeID | MyRangeMax |
---|---|
1 | 10 |
2 | 7 |
3 | 8 |
4 | 18 |
5 | 9 |
6 | 9 |